令和5年(2023年)6月5日

 山口県では、先週、例年より6日早い梅雨入りが発表されました。
 5月中旬には県内で今年初の真夏日を観測し、一方で、今週はこの時期としては異例の規模にまで発達した台風が日本各地に大きな影響を及ぼすなど、今年も梅雨入り前から異常気象が続いています。
 県内各地で田植えが進んでいますが、今年も大きな災害が発生することなく、農作物が順調に生育し、豊かな実りの秋を迎えることができるよう祈っています。
 出水期を前に、今一度、ご自宅周辺のハザードマップの確認や防災グッズの点検等をお願いします。

 昨日、山口市で「第80回自由民主党山口県連定期大会」が開催されました。
 この中で、令和4年度決算及び令和5年度予算案等とともに、党県連の役員改選案が審議され、私は、政務調査会長(政調会長)を拝命しました。
 政調会長は、政策立案の責任者として、県議会に提出される条例案や予算案などの議案の審議や他会派との調整、各市町・友好団体・県連支部からの要望の集約と県執行部への要望などにおいて重要な役割を担っています。
 コロナ禍は一段落しましたが、人口減少や少子・高齢化をはじめ、カーボンニュートラルやデジタル化への対応など、県政は多くの困難な課題に直面しています。
 こうした困難を克服し、県民の皆様が、山口県の未来に希望を感じられるよう、地域の皆様の声やご意見をこれまで以上に伺い、県政に確実に反映させていくため、この重責を果たしていく覚悟です。
 皆様のさらなるご支援をお願い申し上げます。




令和5年6月5日



令和5年(2023年)5月1日

 今日から5月です。
 柔らかい新緑と青く澄み渡った空に鯉のぼりが泳ぐ光景に、初夏の訪れが近いことを感じる季節となりました。
 全国に緊急事態宣言が発出される中で迎えたゴールデンウィークから3年。
 今年、コロナ禍で迎える4度目のゴールデンウィークが終わると、我が国のコロナ対策は大きな転機を迎えます。
 4月27日、国が新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることを最終決定し、これから本格的なウィズコロナの段階へと入っていきます。
 コロナが完全に無くなったわけではないため、今後も感染防止対策は必要ですが、これからは、コロナ前に戻すべきものは戻していく、コロナ禍で失ったものを取り戻していく、そして、コロナ禍を契機に手に入れた新しい生活や仕事のスタイルは、私たちの暮らしや経済を便利に、快適に、そして活力あるものとしていくために一層活用していく、そんなことが必要になってくると考えています。

 こうした中、昨日4月30日、私にとっては3期目となる山口県議会議員の新しい任期がスタートしました。
 5月10日からは県議会・5月臨時会が開催され、議長、副議長や常任委員会の選任など、今後の県議会の運営体制が決まります。
 先般、「日本の将来推計人口」が公表され、人口減少・少子化という課題の深刻さを再認識したところですが、こうした本県が抱える課題の解決に向け、新たな体制となる県議会においても、我が自由民主党会派は引き続き、その役割と責任をしっかり果たしていかなければならず、私自身は、その一員としての自覚と3期目としての覚悟を胸に、引き続き全力を尽くしてまいります。
 皆様方のさらなるご指導、ご支援をお願い申し上げます。




令和5年5月1日



令和5年(2023年)4月10日

 昨日4月9日に行われた山口県議会議員選挙で、皆様のご支援とお力添えのおかげで、岩国市・和木町選挙区で3期目となる当選を、立派な成績で果たすことができました。心から感謝と御礼を申し上げます。
 9日間の選挙戦を全力で戦い抜く中で、自分の思いを皆様にしっかりお伝えするとともに、皆様の声や思いを直接聞かせていただくことで、県議としてもっと仕事をさせていただきたいとの思いをさらに強くしました。
 昨夜は、当選確実の報を受け、私を支えてくださる皆様への心からの感謝とともに、再選を果たすことができた喜びと安堵、そして、これまで以上に大きな責任を感じています。
 皆様からいただいた多くの声や思いを県議としての活動の礎とし、「岩国・和木地域から山口県の新たな活力を生み出していく」という私の強い思いを、「実現力」によって形にしていかなければならならないと決意を新たにしています。
 今後とも、岩国・和木地域のため、山口県のため、県議会議員としての役割を全力で果たしてまいりますので、皆様のご指導、ご鞭撻、さらなるご支援を、心よりお願い申し上げます。




令和5年4月10日



令和5年(2023年)3月27日

 3月22日、岩国市民文化会館で「はたはら勇太総決起大会」を開催しました。
 年度末のご多忙の中、本当に多くの皆様にご参加をいただき、たくさんの励ましのお言葉をいただきました。改めて感謝申し上げます。
 総決起大会では、3期目を目指して山口県議会議員選挙に挑戦する私に、柳居俊学山口県議会議長をはじめ、公明党の先城憲尚山口県議会議員、岩国市の桑原敏幸議長、和木町の兼本信昌議長、自民党の有近眞知子山口県議会議員、衆議院山口県第2区補欠選挙の自民党公認候補である岸信千世氏、そして、ご来場の多くの皆様から激励をいただきました。
 その温かく心強いお言葉に心から感謝するとともに、私自身がさらに頑張っていかなければならないと身の引き締まる思いでした。
 私は、県議としての2期5年を全力で走ってきました。
 その中で、父が実現したこと、実現したかったこと、そして、私自身がこれから実現していきたいことが、より明確になってきたと感じています。
 岩国・和木地域、そして山口県には、まだまだ多くの課題があります。
 それを乗り越え、岩国・和木地域、そして山口県の未来を創っていくためには、地域の思いを国や県につなぎ、目に見える形で実現していく力が必要であり、この「実現力」こそ、県議会議員が果たすべき役割だと考えます。
 私の3期目は、こうした県議としての「力」、畑原勇太の「実現力」の真価が問われる重要な4年間になると考えています。
 皆様の激励をいただきながら、私の政治の原点である父を越える意気込みで、「畑原を県議にしてよかった」、「畑原だから実現してくれた」と言っていただけるよう、全力で頑張っていかなければならないと決意を新たにしました。
 山口県議会議員選挙は、3月31日に告示され、4月9日の投開票日まで、厳しく熱い戦いが続きます。
 この選挙戦、最後の最後まで全身全霊で戦い抜いてまいります。
 皆様のご理解とご声援を心からお願い申し上げます。




令和5年3月27日



令和5年(2023年)3月1日

 今日から3月です。
 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、ウィズコロナが広がり様々な行事やイベントがコロナ前のように行われるようになってきたこともあり、あっという間に毎日が過ぎていきます。
 そして、今日3月1日、県内の多くの高校で卒業式が挙行されます。私もこれから、岩国高校、同坂上分校、同広瀬分校の卒業式に臨席し、県議会を代表して祝辞を述べさせていただきます。
 このたび高校を卒業される皆さんにとって、コロナ禍の始まり同時に入学を迎え、学校行事や部活動が制約を受ける中で過ごした高校生活は、大きな困難を伴うものだったと思います。これまで当たり前にできていたことができず悔しい思いをし、描いていたような高校生活ではなかったかもしれませんが、友だちと何度も苦難を乗り越え、刻々と変わる環境に柔軟に対応しながら、勉学や部活動に励み、高校卒業という大きな節目を迎えられたことは、本当に立派なことだと思います。今後は、この経験と若いエネルギーを、ご自身の夢の実現のために活かされ、山口県の未来のために活躍されることを心より願っています。
 改めて、高校を卒業される皆様、ご家族の皆様に心からお祝いを申し上げます。

 2月6日に発生したトルコ・シリア地震では、これまでに5万人超の犠牲者が確認され、被害はさらに拡大すると報道されています。地震による災害のリスクを抱える我が国にとって、今回のような地震による甚大な被害は決して他人ごとではありません。
 被害に遭われた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、今回の地震を、災害への備えについて改めて考えるきっかけにしていただきたいと思います。

 4月9日、私にとって3度目となる山口県議会議員選挙が行われます。
 皆様の御支援により、これまで2期5年間、県議として様々な経験を積ませていただき、地域の声を県政に届け、課題の解決や施策の実現に全力で取り組んできました。
 来る選挙では、こうした活動や実績を皆様にお伝えし、さらに皆様のご意見をしっかりと伺いながら、岩国・和木地域と山口県の未来に向けた私の思いをお伝えしたいと思っています。
 皆様のなお一層のご指導とご声援を心からお願い申し上げます。




令和5年3月1日



令和5年(2023年)2月1日

 今日から2月です
 3年ぶりに行動制限のない年末年始に、ご家族やご友人と久しぶりの時間を過ごされた方も多かったことと思います。人の移動の活発化に伴い、本県では年明けに過去最多となる5千人超の新規感染者数を記録しましたが、その後の感染状況は徐々に落ち着いてきています。こうした中、政府では、日常を取り戻すことができるよう、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる方針が決定されました。コロナへの対応が大きく転換することになりますが、感染対策が緩和されることへの不安や、すでに習慣化してきたマスクを外すことへの戸惑いなどもあると思いますので、今後、国民の理解を得ながらWithコロナの取り組みを進めていく必要があると考えています。

 県では、現在、来年度当初予算の編成作業が佳境を迎えています。
 自由民主党山口県連では、昨年末までに、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた約800件の要望を「超重点要望」として59項目に集約し、1月12日、友田有幹事長をはじめ4役が知事に要望を行いました。この中には、物価高から県民生活や事業活動を守り抜くための対策や、デジタル改革を社会実装段階へと進めていく取組、本県産業の脱炭素化への対応と国際競争力の維持・強化に向けた実効性のある施策、コロナ後を見据えた戦略的な海外展開の再起動、さらには、子どもたちが安心して学びを継続できる県立高校将来構想に基づく高校教育の質の確保など、いずれも本県が直面する課題を踏まえた要望事項が盛り込まれています。そして、今月の下旬には、当初予算等の議案を審議する2月議会も始まる予定です。県民・地域の皆様の声を県の予算編成に着実に反映するため、引き続き、全力で取り組んでいきます。



令和5年2月1日



令和5年(2023年)1月1日

 初春を迎え、皆様にお慶びを申し上げますとともに、今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
 新型コロナウイルスが再び感染拡大傾向となっています。昨年も年明けから岩国市と和木町にまん延防止等重点措置が適用され、その後も感染拡大を繰り返しました。しかしながら、そのような状況の中でも、強い行動制限等を受けることなく、感染防止対策を行いながら日常生活を送るスタイルが浸透してきました。今後も、社会経済活動の正常化がさらに進むよう、引き続きしっかり取り組んでいきたいと考えています。

 昨年は、安倍元総理の御逝去という、大変つらい出来事がありました。我が国は大きな存在を失いましたが、安全保障戦略の新しい方向性を速やかに実行に移していきたいとの安倍元総理の思いは、昨年12月、安保3文書という形で大きく前進しました。国と国の対立が突如として武力衝突にまで発展することを目の当たりにした今、我が国を守る抑止力・防衛力を抜本的に向上させる歴史的な大転換は、当然の判断だと考えます。改めて、安倍元総理のご功績とご貢献に思いをいたし、追悼の意を表します。

 今年、私は、県議会議員になって5回目の新年を迎えました。この間、岩国市・和木町の皆様はもとより、県議会の柳居議長や先輩・同僚議員、私を応援してくださる多くの皆様の御指導と御支援により、様々な経験を積み、実績を挙げることができたと考えています。とりわけ、岩国基地に係る諸課題については、父の実績や思いを受け継ぎ、何よりも地域のためにという姿勢で真摯に取り組んできました。その中でも、県交付金に関しては、機会あるごとに、地域住民など地元のニーズを踏まえた施策や事業への有効活用を執行部に求めてきており、その結果、産業や生活の基盤となる道路や港湾、県東部地域の拠点となる県立武道館や産業振興センターの整備に向けた道筋が確かになるなど、県交付金が基地周辺地域の発展につながることを目に見える形でお示しできていると考えています。私は、引き続き、岩国基地に係る諸課題について、誰よりも大きな責任を負っているとの自覚をもって解決に全力を尽くしていきます。

 今年の干支は、「癸卯」です。「厳しい冬が去り、春の兆しが訪れる」という意味があるとされ、コロナ禍や物価高騰などが続く中での努力や辛抱が実り、勢いよく飛躍する年になることを予感させてくれます。今年4月には山口県議会議員選挙が予定されており、私は、自由民主党の公認をいただき、3期目の選挙に挑みます。厳しく困難な課題が山積する中で、それらを乗り越え、岩国・和木地域、そして山口県が、力強く飛躍する1年となるよう頑張る覚悟です。皆様のさらなるご理解とご支援を心からお願い申し上げます。



令和5年1月1日



令和4年(2022年)12月1日

 今日から12月です。今年の秋は、平年よりも温かく、好天が続いたこともあり、見事な紅葉を長く楽しむことができました。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色、こうした四季折々の美しい景色と、私たちが守り受け継いできた文化や伝統との組み合わせは、日本が世界に誇る観光資源です。未だ収束が見通せないコロナは第8波に入ったと言われていますが、日本の良さを改めて海外にも発信し、人の流れを地方にも取り戻していくため、ようやく軌道に乗ってきた社会経済活動の正常化をさらに進めていく必要があると考えています

 先月7日、防衛装備庁艦艇装備研究所と県産業技術センターとの間で、水中モビリティに関する研究協力協定の締結式が行われました。これにより、今後は、地元企業が、艦艇装備研究所が市内通津沖工業団地内に開設した国内最大規模の水中モビリティの試験評価施設を利用することが可能になります。私自身、先の9月県議会でも、本施設の早期活用に向けた県執行部の対応を強く求めてきましたので、この施設を最大限活用した本県の水中モビリティ関連産業の育成・集積に向け、その取り組みをしっかり応援していきたいと考えています。

 昨日、県議会11月定例会が開会しました。今定例会は、物価高騰への対策などを柱とする国の総合経済対策を受けた本県の対応を審議するとともに、来年度に向けて、県の新しい施策や組織の方向性を引き出すことにもなる大事な議会です。本会議、常任委員会において、しっかりと議論を深めていきたいと考えています。



令和4年12月1日



令和4年(2022年)11月1日

 今日から11月です
 先月11日からコロナに関する水際対策が大幅に緩和されて個人の外国人旅行客の入国も可能になるなど、制限はコロナ前の状態にほぼ戻っていますし、全国での旅行支援も始まっています。一方で、コロナ禍の影響を受けて大きく変わった人々の意識や落ち込んだ地域経済は、制限が緩和されても一気にコロナ禍前に戻ることはありませんが、長く続いている「非常事態」から「社会経済活動の正常化」に向けた動きは着実に進めていかなければなりません。朝晩は冷え込む日もありますが、引き続き、コロナの感染拡大防止対策を徹底した上で、行楽・食・読書・スポーツなど思い思いの秋をお楽しみいただきたいと思います。

 10月15日、故安倍晋三先生県民葬儀がしめやかに執り行われました。
 あの日から4ヶ月が経とうとしていますが、我が国の未来になくてはならない方を失った怒りや悲しみが癒えることはありません。安倍先生の早すぎるご逝去を悼み、国内外から多くの方が参列された光景に、安倍先生の存在の大きさを痛感するとともに、安倍先生の思いをしっかりと受け継ぎ、地域のため、山口県のために尽くしていく決意を新たにしました。改めて、衷心より追悼の意を表します。

 10月30日、自由民主党山口県連では県内4つの選挙区ごとに移動政調会を開催し、各市町の首長から来年度の県予算や施策に対するご要望をお聞きしました。現下のコロナ禍や物価高騰、少子高齢化や地域活性化など、地域は様々な課題に直面していますので、いただいたご要望を県の予算や施策にしっかり反映することができるよう、県執行部に強力に働きかけていきます。



令和4年11月1日



令和4年(2022年)10月8日

 先月27日、秋篠宮ご夫妻ら皇族方をはじめ、国内外から4千人を超える方が参列される中、故安倍元総理の国葬儀が厳かに執り行われました。また、会場近くの献花台には、2万5千人を超える方々が、献花に訪れられたとのことです。そして、国葬議において、私の心に最も深く響いたのは、友人代表として追悼の辞を述べられた菅前総理のお言葉でした。
 中継をご覧になっていた方、あとで全文を読まれた方も多いと思いますし、私と同じような思いを持たれた方も多かったのではないかと思います。
 安倍政権を官房長官として支えられてきた菅前総理であればこそのエピソードやお言葉の数々に、菅前総理の底知れぬ悲しみや苦しみ、深い愛が感じられ、胸が詰まる思いでした。 改めて、我々が失ってしまったものの大きさを痛感させられる日々です。
 10月15日には県民葬が執り行われます。
 主催者である県議会・自民党山口県連の一員として、また、多くの恩恵を受けてきた山口県民として、安倍元総理への心からの感謝と追悼の意を胸に、静かにお見送りをしたいと考えています。

 10月7日に県議会9月定例会が閉会し、私は、10月3日の一般質問最終日に、最終登壇者の栄を賜り、一般質問を行いました。
 質問に先立ち、岩国基地問題に触れ、基地議連が中心となり実現した県交付金による事業を充実していくこと、また、基地周辺地域の抱える負担と国防への協力・貢献に見合う、十分な安心・安全対策と地域振興策の更なる充実を求め、実現していくことについて、改めて、全力を尽くしていくとの決意を述べ、次の5項目について質問をしました。

1 脱炭素化に対応する水素社会実装の推進について
2 政府関係機関の地方移転を生かした産業振興について
3 資材高騰下における地域資源の有効活用について
4 岩国・和木地域の道路整備について
5 今後の警察行政・公安委員会について

なお、このたびの一般質問と執行部の答弁については、別添の「一般質問 質疑記録(速報版)」にまとめていますので、ご参照ください。
一般質問 質疑記録(速報版)


令和4年10月8日



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