令和5年(2023年)2月1日

 今日から2月です
 3年ぶりに行動制限のない年末年始に、ご家族やご友人と久しぶりの時間を過ごされた方も多かったことと思います。人の移動の活発化に伴い、本県では年明けに過去最多となる5千人超の新規感染者数を記録しましたが、その後の感染状況は徐々に落ち着いてきています。こうした中、政府では、日常を取り戻すことができるよう、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる方針が決定されました。コロナへの対応が大きく転換することになりますが、感染対策が緩和されることへの不安や、すでに習慣化してきたマスクを外すことへの戸惑いなどもあると思いますので、今後、国民の理解を得ながらWithコロナの取り組みを進めていく必要があると考えています。

 県では、現在、来年度当初予算の編成作業が佳境を迎えています。
 自由民主党山口県連では、昨年末までに、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた約800件の要望を「超重点要望」として59項目に集約し、1月12日、友田有幹事長をはじめ4役が知事に要望を行いました。この中には、物価高から県民生活や事業活動を守り抜くための対策や、デジタル改革を社会実装段階へと進めていく取組、本県産業の脱炭素化への対応と国際競争力の維持・強化に向けた実効性のある施策、コロナ後を見据えた戦略的な海外展開の再起動、さらには、子どもたちが安心して学びを継続できる県立高校将来構想に基づく高校教育の質の確保など、いずれも本県が直面する課題を踏まえた要望事項が盛り込まれています。そして、今月の下旬には、当初予算等の議案を審議する2月議会も始まる予定です。県民・地域の皆様の声を県の予算編成に着実に反映するため、引き続き、全力で取り組んでいきます。



令和5年2月1日