令和3年(2021年)1月1日

 初春を迎え、皆様にお慶びを申し上げますとともに、今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
 昨年は、年明けから新型コロナウイルスの感染拡大により、わが国にとって56年ぶりとなる夏季オリンピックとパラリンピック「東京2020大会」が1年延期されるなど、地球規模での混乱の1年となりました。
 国内では、安倍晋三総理の突然の辞任と菅義偉新総理の誕生、そして、世界ではアメリカ大統領の交代など、政治も激動の1年となりました。
 安倍総理が、安定した政権の下で取り組まれた経済、外交、防衛などの様々な取り組みは、確実に日本の再生に向かうものでした。安倍先生には、心から敬意と感謝を申し上げるとともに、今後ともご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 その安倍内閣を官房長官として支えられた菅先生が、第99代内閣総理大臣に就任されました。父が親しくさせていただいた菅先生の総理就任は本当にうれしいことで、父が生きていれば菅総理誕生をどんなに喜んだことかと考えながら、父に報告し、二人で祝杯を挙げました。
 菅総理は、就任直後から、携帯電話料金の引下げやデジタル庁の創設、不妊治療への保険適用など、国民が成果を実感できる改革を次々と打ち出し、強力に推進しておられます。菅総理には、「国民のために働く内閣」のリーダーとして、今の厳しい状況を克服し、我が国を明るい未来に向けて力強く牽引していただけるものと確信しています。
 また、菅内閣では岸信夫先生が防衛大臣に就任されました。岩国基地に関する諸問題の解決に向けて大変心強い限りであり、私も基地議連幹事長の責務をしっかりと果たしていきたいと考えています。

 新型コロナウイルスが再び世界的な感染拡大の様相を呈しています。社会経済活動を安心して行うためにも、まずは、感染拡大防止に万全を期すことが求められる中、菅総理の、国として守るべきものを守る、国民を守る、という菅総理のブレない信念に私も心から賛同するものです。今しばらく、感染拡大防止と経済の両立に向けた難しい舵取り、厳しい決断を迫られる状況が続くと思いますが、県民の皆様お一人お一人の取り組み、ご協力をお願い申し上げます。

 今年の干支は「丑」。丑年は、「我慢」や「発展の前振れ」を表す年になるとされ、感染対策を徹底し、雇用を守り、ポストコロナに向けて経済を回復させていく取り組みを、一歩一歩着実に進めることが大切な年になると考えています。
 私にとって県議会議員2期目の後半を迎える今年は、次に向けて、皆様のお声をしっかりとお聞きしながら、明日の岩国・和木地域、山口県づくりに全力で取り組むとともに、ポストコロナの未来を描き、新しい国づくりに取り組まれている菅総理を山口の地からお支えしていく1年にする覚悟です。
皆様のさらなるご理解とご支援を心からお願い申し上げます。



令和3年1月1日