令和6年(2024年)10月4日

 10月になりました。
 先日、能登半島で発生した記録的な大雨により、河川の氾濫や土砂崩れが各地で発生するなど甚大な被害が生じました。今なお懸命の救助・復旧活動が続けられています。1月の地震被害からの復旧・復興はいまだ道半ばで、その苦境に追い打ちをかけるような今回の甚大な被害に、いたたまれない気持ちです。お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 9月17日に県議会9月定例会が開会しました。能登半島における地震や大雨災害、8月に初めて発表された南海トラフ地震臨時情報など、災害への備えの重要性を痛感させられる事態が頻発しています。今議会でも防災・減災対策に関する議論が行われており、防災力の強化に向けて、私も精いっぱい取り組んでいきたいと考えています。

 9月27日、自由民主党総裁選挙が行われ、新総裁に選出された石破 茂氏が、本日、第102代内閣総理大臣に指名されました。この度の総裁選では、15日間にも及ぶ選挙戦において、9人の候補者による討論会や演説会が全国各地で開催され、各候補者の政策やビジョンを国民の皆様に訴えてきました。責任政党として強い政策推進力を持ち続けていくためにも、この総裁選をきっかけに、まずは政治の信頼回復を図っていく必要があります。そして何より重要なのは、一層厳しさを増す安全保障環境の中で、この国の豊かで平和な社会をいかに守り抜き、発展させていくかということです。国内外に様々な課題や困難が山積する中、力強い外交・防衛、経済成長、憲法改正、国土強靭化など、自民党でなければできない政策を大きく前進させていかなければなりません。
 私も自民党の一員として、県議会議員の立場から、引き続き、岩国・和木地域、そして山口県の活性化のために全力で頑張ってまいります。引き続きのご支援をよろしくお願いします。


令和6年10月4日



令和6年(2024年)7月1日

 2024年も半年が過ぎ、今日から7月です。6月になっても比較的涼しい好天が続き、平年より13日遅い梅雨入りとなりました。今年の梅雨は「期間は短いが雨は多い」「記録的に早い梅雨明けになる」とも言われ、また、梅雨の後には昨年より暑い夏がやってくるとの予報もあります。出水期本番と酷暑を前に、もしもの時の備えと健康管理をしっかり行っていただきますようお願いします。

 6月17日に県議会6月定例会が開会しました。先週は代表質問と一般質問が行われ、今日からは常任委員会が開催されます。私も、文教警察委員会で様々な課題について質問や提案をしていきたいと考えています。また、県議会では、議会改革検討協議会から議長への答申に基づき様々な改革が実行されています。今議会から、議会運営に携わる県職員の皆さんの働き方改革として、土日勤務を前提とすることなく本会議に向けた準備時間を確保できるよう、質問予定者が質問項目を通告する期限が早められました。また、デジタル化とペーパーレス化の観点から、これまでの県議会議員に加え、県職員の皆さんも議場・委員会室に公用パソコンを持ち込むことが出来るようになりました。いずれも時代の流れに沿った改革であり、私たち議員もこれにしっかり対応していきたいと考えています。

 6月13日、県と県議会による政府要望が行われました。私も柳居議長に同行し、県選出国会議員や関係府省に対して要望活動を行いました。多くの重要な要望項目の中で、私が特に強い思いを持って要望したのが、岩国基地の再編関連特別地域整備事業、いわゆる県交付金の制度継続です。父が実現に尽力したこの交付金の交付期間は令和9年度までとされています。一方で、基地の存在によって様々な制約を受ける基地周辺地域の負担は今後も変わることはなく、国には、今後も交付金制度を継続し、この地域の振興に恒久的な責務を果たしていただく必要があります。交付金の制度継続に向け、引き続き、全力で取り組んでまいります。

 皆様のご理解、ご支援をよろしくお願いします。


令和6年7月1日



令和6年(2024年)4月1日

 一気に春めいてきた季節の中、令和6年度を迎え、官公庁や企業では新しい体制が、また、学校では新しいクラスで新しい学年がスタートしました
 入社式や入学式を迎える方、新しい地に赴任される方など、皆さんの環境や心境は様々だと思いますが、それぞれのお立場で益々ご活躍いただきたいと思います。
 能登半島地震で被害を受けられた地域では、復旧・復興に向けた活動が続けられていますが、今なお厳しい生活を余儀なくされている方々が多数おられ、本県からも引き続き県・市職員が応援に駆け付けています。
 寒い季節はようやく終わりますが、一日も早く、被災地の再生が実現することを祈念しています。

 3月15日に県議会2月定例会が閉会しました。
 私は、3月4日、我が自由民主党会派を代表して行う初めての代表質問で、次の7項目について質問をしました。
 いずれも今の県政にとって喫緊の重要課題ばかりであり、令和6年度当初予算が効果的に執行され、期待以上の成果を上げることが出来るよう、県議会の立場からしっかりチェックとサポートを行っていきたいと考えています。

1 令和6年度当初予算について
2 少子化トレンドの反転に向けた施策の推進について
3 地域経済の成長と賃金上昇の好循環の実現について
4 産業脱炭素化に対応した基盤整備の推進について
5 観光交流の拡大について
6 防災・減災、国土強靱化の推進について
7 教育行政について

なお、このたびの代表質問と執行部の答弁については、下記の「代表質問 質疑記録(速報版)」にまとめていますので、ご参照ください。

代表質問 質疑記録(速報版)


令和6年4月1日



令和6年(2024年)3月1日

 3月1日、県内の多くの高校で卒業式が挙行されます。私も、岩国高校、同坂上分校、同広瀬分校の卒業式に臨席し、県議会を代表して祝辞を述べさせていただきます。
 今年高校を卒業される皆さんは、コロナ禍の中で高校受験に挑み、入学後も様々な制約や不自由を感じられてきたと思いますが、それらを乗り越えてきた経験は、進学・就職後の新しいステージできっと皆さんを支える力になると思います。皆さんの夢の実現に向けて、これまで皆さんを支え応援してくれた方々への感謝を忘れず、さらに活躍されることを心からお祈りしています。そして、ふるさと山口県の未来を支える存在になっていただきたいと願っています。
 ご卒業おめでとうございます!

 2月27日、県議会2月定例会が開会しました。今議会は、知事から提出された来年度当初予算案等をベースに、人口減少の克服をはじめとする県政の重要課題や懸案事項について議論を深め、今後の県政運営につなげていくという重要な意味を持っています。
 来週4日(月)の本会議では、我が自由民主党会派を代表して、初めて代表質問をさせていただきます。その中で、県内各界・各層からいただいた要望を実現するための施策や取り組みについて、知事はじめ執行部に強く求めていきたいと考えています。


令和6年3月1日



令和6年(2024年)2月1日

 今日から2月です。
 元日に発生した令和6年能登半島地震は、冬の厳しい天候や地理的な条件も重なり、今なお広い地域に深刻な被害と影響を及ぼしています。お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。山口県からも県職員や医師、看護師など多くの皆さんが支援のために駆け付けていますが、余震の恐怖もある中で、連日、復旧・支援活動に当たっておられる皆様のご尽力に深く敬意を表します。
 元日の大地震発生に、地震は正月も夜中も関係なく発生するという当たり前のことを再認識させられるとともに、余りに甚大な被害の状況を前に、防災対策の重要性を改めて痛感しています。県議会としては、県と連携し、引き続き、被災地域への支援と本県の防災対策に万全の対応をしていく考えですので、皆様方におかれましても、職場で、ご家庭で、いざという時の備えを今一度確認していただきますようお願いします。

 自民党県連では、1月11日、知事に対し、来年度予算編成に対する超重点要望を行いました。この要望は、県の来年度当初予算の編成作業が佳境を迎えるこの時期に毎年行っているものですが、今年は政務調査会長として、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた800件を超える要望を56項目に取りまとめ、友田幹事長をはじめ県連四役とともに、知事に対し、その実現に向けた取り組みを強く求めたものです。今回の要望は、人手不足や人口減少、子育て・出産、産業脱炭素化、インバウンド需要の取り込み、そして防災・減災対策など、本県が直面する課題を踏まえた重要なものばかりです。今月下旬に開会予定の2月県議会において、来年度当初予算等の議案等についてしっかりと審議し、要望の実現に全力で取り組んでまいります。


令和6年2月1日



令和6年(2024年)1月8日

 初春のお慶びを申し上げますとともに、今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
 昨年は、長く続いたコロナの制約から解放され、世の中が正常化に向けて一気に動き始める節目の年となりました。コロナ禍で失った時間や機会を取り戻すかのように多くの人が国内各地を訪れ、開港から11年を迎えた岩国錦帯橋空港でも利用者が400万人に達するなど地域に活気が戻ってきています。また、コロナの影響で中止されていたイベントや行事も次々に復活しました。
 私自身にとっても、山口県議会議員として3期目の当選をさせていただき、自由民主党山口県連の政務調査会長を拝命するという節目の年となりました。選挙戦では自分らしさを意識した新しい試みにも挑戦し、父の代から応援してくださっている方々はもちろん、若い皆さんにも選挙に関心を持って応援していただきました。
 止まらない物価高や緊張が増す国際情勢など私たちの暮らしや経済を取り巻く環境は厳しい状況が続いていますが、アフターコロナの勢いを地域の活性化や経済の発展につなげるとともに、県東部地域の大きな課題である岩国基地問題にも引き続き率先して取り組み、県民の皆様の暮らしや県内の経済に活気と活力がみなぎっていくよう、県議、政調会長の役割をしっかりと果たしていきます。
 今年の干支である「甲辰」には「新しい物事が始まり成功する」という意味があるそうです。コロナ禍を乗り越えた今年、新しい時代の新しい常識や価値観の中で、人口減少や地球温暖化などの困難な課題を乗り越えようとする挑戦が成功につながっていくよう、そして岩国・和木地域、山口県が大きく飛躍する一年となるよう頑張っていく覚悟です。皆様の更なるご理解とご支援を心からお願い申し上げます。


令和6年1月8日



令和5年(2023年)12月1日

 今日から12月です
 記録的な暑さの夏が長く続いたあと、心地よい秋を飛び越して一気に冬まで季節が進んだ印象です。これから一雨ごとに季節が進んでいきますので、インフルエンザなどに気を付けつつ、今年の締めくくりや新年を迎える準備を進めていただきたいと思います。

 5月8日、長く続いたコロナの制約から解放され、世の中は「正常化」に向けて一気に動き始めました。生活や行動を制限されてきた3年間を取り戻すかのように、多くの日本人や外国人が国内各地を訪れており、私の地元、岩国・和木地域でも、開港から11年を迎える岩国錦帯橋空港の利用者が400万人に到達するなど、多くの人やモノの移動が地域に活気をもたらしています。コロナ禍で中止されていたイベントや行事も次々に復活し、「4年ぶり」「声出し応援」といった言葉が新語・流行語大賞にノミネートされるなど、正常化に向けて大きく進んできました。止まらない物価高や緊張が増す国際情勢など懸念材料もありますが、コロナ禍を契機に大きく進んだデジタル化もフル活用しながら、来年は、地域経済の再生がさらに進み、山口県に活気と活力がみなぎっていくよう、県議会の立場から、また、自民党県連の政務調査会の立場からも、さらにがんばっていきます。

 今週から県議会11月定例会が始まりました。国の経済対策を踏まえた本県の物価高騰対策をはじめ、来年度当初予算編成などについて県の方向性を確認していく重要な議会となりますので、しっかりと議論を深めていきたいと考えています。


令和5年12月1日



令和5年(2023年)11月1日

 今日から11月です。朝晩はめっきり冷え込むようになり県内の紅葉も一気に進んできました。コロナが5類感染症に移行して初めて迎える「イベントの秋」「行楽の秋」です。様々なイベントが4年ぶりに本格開催され、県内各地に活気が戻ってきたと感じています。季節の変わり目、インフルエンザも流行していますので、健康管理を徹底しながら、久しぶりの本気の秋をご家族と、お友達と、地域の皆さんと楽しんでいただければと思います。

 10月24日、県の「来年度当初予算編成方針」と「施策重点化方針」が発表され、県執行部では来年2月県議会への予算議案提出に向けて、この方針に沿って予算編成作業が進められています。この動きに並行する形で、我が自民党山口県連においても、私が会長を務める政務調査会を中心に、県の来年度予算に対する要望を行うこととなりますが、そのベースとなる地域や県民の皆様の声をお聞きするため、先般より、県連政策聴聞会を開催し、職域支部や友好団体など多くの団体からの要望を伺うとともに、県連政調会において、市町長や市町議会議長の皆様から様々な要望をお聞きしてきたところです。政務調査会長として臨む初めての要望活動ですが、人口減少や少子化、物価高騰をはじめとする喫緊の課題を克服し、県民の皆様に希望と活力、そして安心を感じていただけるよう、要望内容の取りまとめと要望の実現に向けて全力で取り組んでまいります。


令和5年11月1日



令和5年(2023年)10月1日

 今日10月1日は「日本酒の日」です。
 全国の日本酒出荷量が減少する中、全国で唯一、12年連続で出荷量が伸び続けていた山口県の日本酒は、コロナ禍で減少に転じたものの、再び増加傾向にあり、コロナ前の水準をほぼ回復したそうです。
 私の地元、岩国市錦町にも酒蔵がありますが、国内外で評価の高い県内の日本酒を、さらに多くの方に知っていただけるよう応援していきたいと考えています。

 岩国市が世界に誇る木造アーチ橋「錦帯橋」は、今年、創建から350年を迎えました。
 今年は、これを記念する行事やイベントが行政や企業等の様々な主体によって展開されていますが、本日、錦帯橋周辺を会場に「記念イベント」が開催されます。
 今日は錦帯橋の入橋が終日無料とされていますので、秋の気配も少しずつ感じられるようになった錦帯橋周辺に、是非お出かけいただきたいと思います。
 折しも、都市部を中心にインバウンドが急速に回復しており、特に広島県の宮島では、5月のG7サミットをきっかけに知名度が上がり、月別の来島者数が過去最高レベルを記録する状況が続いているそうです。
 宮島から錦帯橋までは、車なら30分、電車とバスを乗り継いでも1時間もかかりません。
 すぐそこまで来ている外国人観光客に、是非とも岩国市まで足を延ばし、唯一無二の美しい5連アーチを見ていただきたいと願っています。
 そのためにも、錦帯橋の世界文化遺産登録を目指す動きをさらに活発化していく必要があると考えており、引き続き取り組んでいきます。

 9月県議会は本会議での質問が終わり、明日から常任委員会審議が始まります。私が所属する文教警察委員会の関係でも様々な課題がありますので、しっかりと議論をしていきたいと考えています。


令和5年10月1日



令和5年(2023年)9月1日

 今日9月1日は「防災の日」です。災害と言えば、台風や豪雨、地震などを思い浮かべますが、最近は猛暑にも災害級という言葉が使われます。特に今年の夏は、日本はもちろん、ヨーロッパやアメリカでも40度を超える日が連発するなど、猛烈な暑さが北半球全体を覆っています。私の地元、岩国市錦町広瀬は県内でも特に暑い地域ですが、30年前の8月には1日もなかった気温35度以上の猛暑日が、今年の8月には10日もあるなど、わが国でも、猛暑日が増加傾向にあるようです。この暑さに、温暖化による地球全体の高温傾向が影響していることは間違いなく、地球温暖化対策は今や全球的な課題となっています。
 こうした時代の要請を背景に、本県経済の屋台骨である瀬戸内海沿岸の企業群においても、カーボンニュートラルへの対応が急務の課題となっています。その克服は、企業だけでなく、県の命運をも左右する極めて困難な挑戦であり、県議会としては、こうした企業の取り組みを強力に応援していく必要があると考えています。
 今後予定されている県の来年度当初予算編成に向け、自民党県連としても、これから来年度に向けた政策検討の時期を迎えますので、企業や団体等の皆様からご意見やご要望をしっかりと伺い、県や国と連携して取り組みを進めていきたいと考えています。


令和5年9月1日



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