令和2年(2020年)6月1日

 今日から6月です。
 梅雨入り前のこの季節、私の地元・岩国市錦町では至る所でホタルを鑑賞することができます。昨年から今年にかけては河川の増水が少なく、ホタルの幼虫のエサとなるタニシなどが流されなかったこともあってか、今年はたくさんのホタルが乱舞して特別な美しさがあるように感じます。新型コロナウイルスの影響で厳しい生活を強いられている方も多いと思いますが、新しい生活様式を実践されながらも、ホタルの優美な舞に束の間の癒しを感じられてみてはいかがでしょうか。

 さて、我々の日常生活を一変させた新型コロナウイルスとの闘いは、この1ケ月で大きく進展しました。
 4月7日に発令された緊急事態宣言は、同16日に対象地域が全国に拡大された後、5月14日には山口県を含む39県で、21日に京阪神3府県で、そして、25日には全都道府県で解除されました。
 安倍総理は25日の記者会見で、「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で流行をほぼ収束させることができた。日本モデルの力を示した」と述べられました。
 爆発的な感染拡大が発生した欧米では、長期にわたるロックダウン(都市封鎖)が行われている国もありますが、日本では罰則を伴う強制的な外出規制等を行うことはできないため、「自粛」という言葉のとおり、国民一人一人が自ら進んで「3つの密」を避け行動を慎んできました。
 その結果、日本の感染者数や死亡者数は、主要先進国の中でも圧倒的に少なく抑え込むことができています。国連のグテーレス事務総長が「日本の感染症への対応は世界において卓越した模範である」と言われていますが、前例のない未曾有の事態の中で、安倍総理のリーダーシップの下で取り組まれてきた日本の対策が高く評価されたことは、私は率直に評価したいと思います。日本国民として、山口県民として、そして自由民主党の一員として大変誇らしい思いです。
 緊急事態宣言の解除は、「終わり」ではなく「新たな日常」のスタートです。
 これからは発想を変え、新しい生活様式の中で、新しい日常をつくり上げていく必要があります。そして、大きな影響を受けている社会経済活動を、V字ともU字とも言われる回復軌道に確実に導いていかなければなりません。

 緊急事態宣言が続く4月30日に、県議会臨時会が開催され、補正予算が成立しました。この臨時議会では、県民の生活と生命を守るために必要な当面の対策として県民の皆様のくらしや産業などを支える補正予算を措置したものですが、補正予算案に対する質疑の中で自由民主党会派からは、「県民・事業者の不安を解消するためのメッセージ、県民・事業者に寄り添った対策としては質・量ともにまだまだ不十分」、「事態収束後の反転攻勢に向けた需要喚起と社会変革の推進の部分がすっぽり抜け落ちている」と、執行部に対してかなり厳しい指摘が行われました。
 また、苦渋の選択として、改革期間4年目に入った行財政改革の取り組みについては、一旦凍結して、新型コロナ感染防止対策と社会経済活動の回復に全力を傾注することも提案しました。
 新型コロナウイルスの第2波、第3波に備え、引き続き対策を講じていくことはもちろん最優先ですが、長期戦も想定される新型コロナウイルスとの闘いと私たちの生活を両立させるため、日常生活や経済活動等に多大な影響を受けておられる県民・事業者の皆様が、安心して希望をもって前に進んでいくことができるよう、現下の厳しい状況に寄り添った出来うる限りの対策を講じていかなければなりません。
 そして、今月中旬に開会予定の6月定例会では、地域や市町の皆様のご意見やご要望を踏まえ、新型コロナウイルス対策をはじめ今の県政の重要課題について、私自身も考えをしっかり整理し、準備していきたいと考えています。


令和2年6月1日



令和2年(2020年)5月1日

 今日から5月。
 新緑の季節を迎え、いつもはにぎわう錦帯橋も、今年のゴールデン・ウイークは静かな初夏となりそうです。
 新型コロナウィルスの感染防止のために、4月16日に、全国に緊急事態宣言が出され、国においては安倍総理大臣を先頭に様々な対策に取り組まれています。
 一番の対策は、三密の防止です。具体的には、換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集」、間近かでの会話など「密接」を避けることが大切と言われていますが、不要不急の外出や人との接触は極力避けなければなりません。
 このため、今年は、新年度を迎えた4月は、卒業式や入学式といった人生の大切な行事までもが中止を余儀なくされ、加えて、学校の休校、外出や帰省の自粛要請、一部施設への休業要請など、想像を越える事態が次々と起こり、多くの飲食店やホテル・旅館等が厳しい経営を強いられるなど、私たちの生活をはじめ、社会経済全体に計り知れないほど大きな影響が生じています。
 私が暮らす岩国地域は、通勤、通学、買い物など、日常生活の多くの場面で広島県との県境を跨いだ往来があり、また、玖北地域では島根県との交流がありますが、今は多くの方が可能な限りの自粛に取り組まれていることと思います。
 春からゴールデンウィーク、初夏へと向かう一年で最も活力に満ち溢れたこの季節に、外出できない、旅行にも行けない、学校も部活もないという状況に、多くの方が大きなストレスを感じておられると思いますが、まずは緊急事態宣言の対象期間である5月6日までの間、日本中が一致団結して感染拡大防止に取り組むことが、この厳しい状況を打開するために何より重要であり、事態収束の一番の近道であると信じています。

 こうした中、昨日4月30日、一日も早い事態収束に向けた県の取り組みや対策の拡充などについて審議するため、県議会臨時会が開催されました。
 臨時議会の質疑では、私の所属する自由民主党会派を代表して、友広政調会長が、執行部の危機管理体制のあり方の是非について質すとともに、医療崩壊の回避と医療提供体制の確保、学校休校による子どもたちへの影響、外出や活動の自粛に伴う経済への影響などについて質疑を行いました。
 その上で、県民の生活と生命を守るために必要な当面の対策として総額686億円あまりの補正予算案を承認・可決しました。
 私自身、岩国地域の企業の皆様から、また、県民の皆様から、今後の事業継続への不安や生活の不安など様々な声をお聞きしています。県議会議員として県民の皆様から直接、多くの不安や切実な声をお聞きしていますので、そうした声をしっかりと県政に届け、迅速な対応につなげることが必要です。
 また、事態収束後に、機を逸することなく一気呵成に強力な経済対策を実施することができるよう、感染拡大防止対策と県民生活への影響のバランスを見極めながら、十分な準備もしておかなければなりません。
 自民党山口県連では「新型コロナウイルス感染症緊急対策本部」を設置し、一丸となって対応することとしています。私も、自由民主党会派の一員として、皆様の声を県政に届け、さらなる対策を強力に努め、県民の皆様の生活、生命、健康を守るため、全力で取り組んでいきたいと考えています。
 今回のコロナ問題は、少し長期戦になるかもしれませんが、この事態は必ず収束します。その日まで、県民の皆様のご理解、ご協力を改めてお願い申し上げます。


令和2年5月1日



令和2年(2020年)4月1日

 今日から4月。
 本来、多くの方々が、新社会人として、また新たな環境で学生生活をスタートされる日です。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、私も、毎年参加させていただいた県立高校卒業式は出席を見合わせましたし、3月22日に予定されていた森ケ原バイパスの開通式も中止されるなど各種行事の縮小や中止、延期も続いています。入社式や入学式なども自粛されており、いつもの年とは違う雰囲気の中で令和2年度が始まりましたが、新社会人の皆様、また、これから入学を迎えられる皆様には、素晴らしい未来が待っていると信じます。
 困難な時だからこそ、若い力で困難を開拓する人になっていただきたいという思いをお伝えし、若い皆様のご活躍とご発展を祈りたいと思います。
 海外では、新型コロナウイルス感染者や死者が増加しつつあり、世界保健機関が3月11日、世界的な流行を意味する「パンデミック」を宣言しましたが、わが国においては、政府による迅速な緊急対応策や安倍総理から国民に向けた複数回の記者会見などにより、国全体が落ち着いた対応ができていると感じています。また、東京オリンピック・パラリンピックの開催が1年延期されたことは、苦渋の決断であったと思いますが、賢明な選択であったと思います。
 本県においても、これまでに7回の「山口県新型コロナウイルス感染症対策本部」が開催され、県民の皆さんへの正確な情報提供や感染防止対策、経営面で困難に直面されている中小企業への対策等が進められています。
 県議会においても、執行部が新型コロナウイルス感染防止対策に全力を尽くせるよう、2月定例議会の日程を変更、短縮するなど、機動的な対応を行ってきました。
 また、私が所属する自由民主党山口県連においては、山口県を含む日本全土にまん延する新型コロナウイルス感染症の発生に伴う様々な社会的・経済的影響に鑑み、3月9日に「新型コロナウイルス感染症緊急対策本部」を設置し、3月12日には、友田有山口県連幹事長をはじめとする自民党県連四役が弘中勝久副知事に面会し、県民の命と健康を守るため、県民の思いに寄り添ったあらゆる施策をきめ細かく講じていただくよう、新型コロナウイルス感染症対策の推進に係る緊急の申し入れを行ったところです。

 東京や大阪をはじめとした大都市圏では、感染拡大の様相があり、安倍総理が先月28日の記者会見で「この闘いは長期戦を覚悟していただく必要がある」と述べられるなど、まだ終息の兆しが見えていない中ではありますが、県民の方々の安心・安全のため、地域の皆さんの声をしっかりと県に届けていきたいと考えています。

 一方、人間の心理は時代を超えても共通しており、こうした混乱時には、根拠のない噂やデマが飛び交い、結果として不必要な買い占めなどが起こっています。
 多くの専門家や研究者は、こうした未知のウイルスや病原体に対しては、「正しく怖がる」ことが大切だ、と述べられています。
 こうした危機的状況に際しては、一人一人が正しい情報に基づいて行動されることが、一日でも早い終息につながっていくと考えています。

 県民の皆さんにおかれても、国や県から発信される情報を定期的に確認され、落ち着いて行動していただくようお願いいたします。


令和2年4月1日



令和2年(2020年)3月1日

 今日から3月。今年は暖冬の影響もあり、梅が平年より10日ほど早く開花しましたが、この天候が続けば桜の開花も平年より早まりそうです。過ごしやすい冬であった一方で、積雪がほとんどなかったため、農業や瀬戸内産業に不可欠な水の有効活用が求められる一年になりそうです。

 今日3月1日は、県立高校の卒業式です。私は、県議会の代表として岩国工業高校と岩国高校広瀬分校の卒業式に臨席する予定でしたが、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、県議会として来賓出席を自粛することとなりました。卒業生の皆様、ご家族や関係の皆様に直接お祝いをお伝えすることができないのは残念ですが、卒業生の皆様、ご家族の皆様に、心よりのお祝いを申し上げますとともに、卒業生の皆様の未来に幸多からんことを心よりお祈り申し上げます。

 卒業を迎えられる皆様の多くが18歳です。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、2年後には成人年齢も18歳とされる中、高校を卒業される皆さんをはじめ若い世代の方々は、これからの地域の発展、日本の将来を担われる方々です。若者の政治への無関心が言われますが、私は「地域の未来を決める過程に参画する」、「自分たちが生きる時代のことは自分たちで決める」、そういう思いを持っていただきたいと思います。私も地域の未来を担う政治家の一人として、若者の政治への関心をより一層高めることにも力を注いでいきたいと考えています。

 さて、テレビや新聞で連日報道されているとおり、新型コロナウイルスの感染拡大が世界に混乱をもたらしています。県内でもイベントの中止や延期が検討・発表されるなど、経済、スポーツ、教育などあらゆる分野に大きな影響が生じています。また、急遽、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校が、3月2日から春休みまで、一斉の臨時休校が要請され、山口県では県立学校や市町の小中学校などで休校措置が決まりました。執行部での対応が円滑に行われるよう、山口県議会では2日から開会予定だった本会議が3日からに延期されるなど会期の変更がされましたが、県全体でこの措置が円滑に行われるよう取り組まなければなりません。水際対策も感染対策も、国民への正確で迅速な情報提供も、国が中心となって進められていますが、県や市町も、医療提供体制の整備や、迅速かつ正確な情報発信などの面で、住民の不安解消と感染予防対策に役割を果たすことが求められています。県でも対策本部のもとで情報収集や感染予防対策などの取組を進めていますが、県民の安全・安心の確保を最優先に、一方で、小中高校の休校措置への対応や、今は先行きを見通すことが難しい県内の産業や経済活動、県民生活への影響についても慎重に見極めていかなければならないと考えています。

 先日、県から岩国地域にとって大変うれしい発表がされました。岩国市森ケ原地区で平成24年度から整備が進められているバイパスが、3月22日16時に開通することとなりました。岩国市街地の外郭を形成する環状道路となるこのバイパスは、市街地の渋滞緩和や安全性・走行性の向上、山陽道岩国ICやJR新岩国駅へのアクセス強化など重要な役割を担う道路として、亡父・基成が実現に力を注いできたものであり、私も父の思いを引き継ぎ、昨年6月定例会の一般質問で、一日も早い完成に向けた取り組みを県に求めるなど早期実現に努めてきました。このバイパスの開通により、幅員が狭く高さ制限もある現道の交通課題が解消されることで、地域住民の皆様の利便性と安全性は向上しますし、産業や観光、地域間交流や連携の面でも良い効果をもたらすことが期待されます。今後も、「道路は地域の命、活力の源」との思いを胸に、地域の発展の基盤となる道路網整備に取り組んでいきます。

 2月25日、県議会2月定例会が開会しました。2月定例会は県の来年度当初予算案についての審議が中心となりますが、新型コロナウイルスへの対応をはじめ、県政の様々な課題について、本会議や委員会での審議を通じて県執行部の取り組みを質し、必要な対応を求めていきたいと考えています。


令和2年3月1日



令和2年(2020年)2月1日

 今日から2月。大寒から立春へと暦の上では春が始まる時節。例年であれば一年間で最も寒い時期です。昨年、今年と、雪の少ない冬で、春先の水の不足も心配されるこの頃ですが、寒さは今しばらく続きます。皆様にはお身体くれぐれもご自愛ください。

 さて、2月に入り、新年度、令和2年度に向けた準備も本格化してきています。
 現在、県では、新年度予算の編成作業真っただ中で、自民党県連においても、昨日31日、自民党政調全体会議が開催され、私も出席しました。
 自民党県連では、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた約850件の要望を「超重点要望」として55項目に集約し、先月9日、友田幹事長をはじめとする党四役から、村岡知事に要望しました。
 政調全体会議では、県執行部から、知事や副知事、総務部長など財政担当部局の方々が出席され、「超重点要望」に対する県の対応方針等について説明を受けました。その上で、わが党の要望に対して十分な予算措置等が行われるよう改めて要望が行われました。
 当初予算案は、これから最終の編成過程に入ります。そして、2月下旬に開会予定の2月定例県議会に議案として提出されますが、私は、県連としての取組に加え、予算全体を所管する総務企画委員会の副委員長として、本会議や委員会の審議等を通じて、岩国・和木地域の課題の克服や、山口県のさらなる発展のために、引き続き、全力で取り組んでいく覚悟です。

 現在、中国で発生した新型コロナウイルスが世界中に拡散し、わが国でも感染者が確認されています。
 経済や観光など様々な面で国境を越えた資金や人の動きが活発化するグローバルな時代では、経済的なメリットを享受できますが、感染症などのリスクも否応なしに増えざるを得ません。
 こうした海外発のリスクに対しては、まずは国が率先して水際対策を繰り広げるものの、多くの外国人観光客が直接地方を訪れる今日、県としても患者発生時の体制整備はもちろんのこと、正確で冷静な情報発信など危機管理の重要性を改めて感じています。
 このような感染症のみならず、一昨年10月22日に発生した周防大島町での外国籍船舶による大島大橋衝突事故や、近年頻発する大規模な自然災害など、様々な危機に対して、できうる限り損害を少なくし、平穏な県民生活を維持していく、そういう危機管理の大切さを改めて感じています。県民のくらしの安心と安全を確保するため、引き続き、全力で取り組みたいと考えています。

 1月26日は岩国市長選挙の開票日でした。自民党と公明党が推薦する現職の福田候補が立派な成績で4選を果たされました。
 人口減少・少子高齢化が進展する中で、将来の岩国市をどう形作っていくのかが問われた選挙だったと思いますが、基地との共存を前提とした地に足の着いた政策を訴えられた現職に軍配があがったものだと感じています。
 岩国・和木地域のさらなる発展のためには、市町と県と国の一層の連携が重要です。私も県議会議員として、これまで以上に福田市長としっかりと連携しつつ、岩国・和木地域から山口県の新たな活力を生み出していきたいと考えています。


令和2年2月1日



令和2年(2020年)1月1日

初春を迎え、皆様にお慶びを申し上げます。今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

平成から令和へ。昨年は新たな時代の幕開けを感じた年でした。
天皇陛下のご退位とご即位の行事にわが国の荘厳な伝統を感じ、私自身、日本国民であることに喜びを感じました。
また、夏の参議院選挙では、自公政権に大きなご支持をいただき、政権の中心におられる安倍晋三総理が、歴代最長の総理在任日数を達成されたことは、山口県民の一人として大きな誇りを感じました。

そして、アジアではじめて開催されたラクビー・ワールドカップでの日本代表の大活躍に胸を熱くして応援した年でもありました。
私自身は、昨年4月に行われた山口県議会議員選挙で、皆様の温かいご支援のお陰で12,252票という大変多くの得票により、2度目の当選を果たすことができました。一昨年の補欠選挙は無投票で、私にとって実質的な意味での初陣となった昨年の選挙ですが、9日間の選挙期間、岩国・和木地域の隅々まで回り、本当に多くの皆様の声や思いを直接お聞きしました。産業、福祉、医療、教育、過疎化への対応など地域が抱える様々な課題を改めて実感し、解決に向け全力で取り組んでいく覚悟を新たにするとともに、県議会議員として地域の未来にこれまで以上に大きな責任を感じています。
県議選の後、私は県議会総務企画副委員長と、亡父・基成が中心的な役割を務めた岩国基地問題に関する議員連盟幹事長に就任いたしましたが、重責を果たすべく、全力で取り組んでいます。
そして迎えた2020年。今年は私の干支、子年です。十二支の最初の年を、新しい令和の時代として迎えました。子年は成長に向かって種子が膨らみ始める時期とされ、未来への大いなる可能性を感じます。
今年は、わが国にとって56年ぶりとなる夏季オリンピックとパラリンピック「東京2020大会」が、5年後には大阪・関西万国博覧会が開催され、日本は世界の中でさらなる飛躍の時を迎えます。
人口減少や少子高齢化など、日本を、山口県を、岩国・和木地域を取り巻く社会経済環境には厳しいものがありますが、飛躍する日本の新たな力を活かし、困難を克服して未来を拓くことは政治の責任です。
まだまだ発展途上、学ばなければならないことが多い私ですが、これからも「夢と実現力。」を信条に、岩国・和木地域から山口県の活力を生み出すため、一層の精進、努力を重ねる覚悟です。
皆様のさらなるご理解とご支援をいただきますよう、心からお願い申し上げます。


令和2年元旦



令和元年(2019年)12月1日

 今日から12月。「師走」です。この言葉の語源は、「師匠の僧がお経をあげるために東西を馳せる」という意味の『師馳(しはせ)』が一般的ですが、「やり遂げる」という意味の「為果つ(しはつ)」とする説もあるようです。また、12月は「春待月」とも称されます。寒さが厳しさを増す中で、春の訪れを待ちわびる人々の思いが伝わるようで、慌ただしいばかりの師走に温もりを感じる素敵な言葉です。本格的な冬を迎えますが、私も、今年一年を締めくくり、よい年末年始が迎えられるよう、「為果つ」の思いで「師走」を走り抜けていきたいと思います。

 11月14日夜から15日未明にかけて、「大嘗祭」の中心儀式「大嘗宮の儀」が行われました。テレビでの放送などを通じて、式典の様子を見ながら、日本人の一人として歴史的な瞬間に立ち会うことができたことに喜びを感じるとともに、我が国の荘厳な伝統に大きな誇りを感じました。
天皇皇后両陛下の末永いご健勝と皇室の弥栄を心よりお祈り申し上げます。

 さて、県議会では、11月11日、「やまぐち高校生県議会」が開催されました。平成27年度、当時、議長を務めていた父・基成が、次代を担う若い世代に県議会や県行政への関心を高めていただきたいと、議長の諮問機関である議会改革検討協議会に提案し、実現したものです。第2回開催のとき、病気療養のため出席が叶わなかった父は、当日、「高校生議員の皆さんへ」とのメッセージをお届けしました。その中で父は、若い世代の皆さんに、「是非とも、困っている人たちを思いやる優しさを持っていただきたい。その優しさと、斬新な視点や発想、行動力を持ってこれからの時代を切り拓く大きな力になっていただきたい」との思いをお伝えしました。私も、父のこうした思いを受け継ぎ、若い世代が思いを実現できる山口県を、政治の責任として実現していかなければならないとの思いを新たにしています。

 また、9月県議会で設置が決まった「山口県の新たな活力創出推進特別委員会」の第1回会合が11月27日に開催され、委員として出席しました。この特別委員会では、本県の活力をさらに高め、県民の未来への希望や期待に応えるため、これから約1年をかけて、県内外の方々からのご意見を聞きながら、また、現地調査視察も行い、政策提言を取りまとめていきます。委員としてはもちろん、次代を担う世代の一人として、本県の将来を見据え、地域の新たな活力の創出に向けた実効性のある提言を行うべく、これからの議論に積極的に関わっていきたいと考えています。

同じく11月27日には11月定例会が開会し、明日2日に代表質問、3日~6日に一般質問が行われます。また、9日からの常任委員会では、総務企画委員会の副委員長として、所管する県政の重要課題について執行部の認識を質していきます。さらにこの時期、執行部において来年度当初予算編成が進められる中、自民党県連としても、政務調査会を中心に政策提言に向けた動きが本格化します。自民党各議員は常任委員会と同じ区分の6つの部会に所属しており、私は、総務企画部会の副部会長として、篠﨑部会長と一緒になって、これから取り組むべき政策課題等を自民党県連の超重点要望として取りまとめていきます。地域の切実な声、市町や団体からの要望を執行部にしっかりと伝え、予算など県政に確実に反映させていかなければならないと考えています。


令和元年12月1日



令和元年(2019年)11月1日

 山々の木々が色を濃くし、秋の深まりを感じるこの頃、今日から11月です。
 先月、10月は、わが国の歴史の大きな節目、明暗が交差する月となりました。

 歴史の大きな節目は、10月22日、皇居・宮殿「松の間」において厳粛な雰囲気の中で行われた「即位礼正殿の儀」で、天皇陛下の御即位が内外に宣明されました。国民の幸せと世界平和を常に願い、国民に寄り添いながら象徴としてのつとめを果たしていくとの陛下の心強いお言葉に、改めて深い感銘を受け、私も国民の一人として、陛下のお気持ちを大切にしながら、令和の時代の日本の活性化に頑張る決意を新たにしました。

 そして、わが国にとって、多くの国民を明るく、元気づけてくれたのは、ラグビー・ワールド・カップ(RWC)での日本代表チームの大活躍と、これを支えるボランティアの皆さんなどの献身的な姿に、全世界から称賛の声をいただいていることです。日本代表チームは、準々決勝では南アフリカ代表の厚い壁の前に敗れましたが、目標としていたアジア初の決勝トーナメント進出はすごいと思います。まだ、3位決定戦、そして、決勝戦が残っていますが、イングランドと南アフリカの決勝戦、ニュージーランドとウェールズの3位決定戦も、しっかりと応援したいと思います。

 一方で、10月は辛いこともありました。台風19号の到来、そして、その後の連続する豪雨などで、関東や東北地方を中心に甚大な被害が発生しました。たび重なる災害が同じ地域でも発生しており、被災地の方々のご心情を察するに言葉もありません。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。また、行方不明の方が一刻も早く発見されますよう願っています。

 県政に目を転じますと、執行部において、来年度予算編成に向けた動きが本格化する時期となりました。これに合わせ、自民党県連においても、友田幹事長をはじめ、政務調査会を中心に政策立案の取組が本格化しています。県内の市や町、幅広い団体の皆様方から、政策課題についてご意見をお聞きする「政策聴聞会」が、15日から17日にかけて開催され、また、27日には、「移動政調会」も開催されました。
 自民党山口県連では、地域の切実なご要望を執行部にしっかりと伝え、予算など県政の取り組みにしっかりと反映させていくために、各議員が平素の活動でいただく要望等に加え、政策聴聞会などの意見や要望をもとに、党内の議員の間で検討を重ね、自民党県連の要望として取りまとめ、毎年、県に対して政策提言を行い、また、議会質問等で政策を提案しています。
 そして、政策形成能力をより高めるためにも、私自身、日頃からの自己研鑽はもちろんのこと、政策を具現化する実現力をより高めていかなければならないと改めて感じているところです。

 先月の8日と9日の両日、総務企画委員会の県外視察で米軍横須賀基地、防衛装備庁の艦艇装備研究所を視察しました。さらに、19日には、ハワイ諸島カウアイ島にあるイージス・アショアの実験施設を柳居議長をはじめとする先輩議員の方々とともに視察しました。イージス・アショアの実験施設視察は村岡知事も同行されました。
 総務企画委員会は岩国基地を巡る様々な課題や、自衛隊関係の事項についての審議を所管する委員会ですが、その委員会の副委員長を務める立場としても、基地関係の施設やイージス・アショア施設を直接視察し、体感できたこと、また、現場の担当者から直接お聞きした詳細な説明に、改めて認識したことも多く、極めて充実した有益な視察になりました。
 県議会では、岩国基地について殊更に問題化した意見を繰り返される主張や、イージス・アショアについての否定的な意見を繰り返される方もいますが、特定の主義主張に基づく一部の声に惑わされることなく、今回の視察を振り返りながら、所管する総務企画委員会において、冷静に議論を深めていく必要性をより感じたところです。


令和元年11月1日



令和元年(2019年)10月1日

 今日から10月です。
 先月、9月18日から始まった9月定例県議会の真っ最中ですが、9月県議会は昨日で本会議での質問が終わりました。
 本会議では、自由民主党会派所属の議員は、友田有議員(県連幹事長)が代表質問を、また、笠本俊也議員をはじめ5名の議員が一般質問を行いました。
 今回は、この春の県議選で初当選の有近眞知子議員、国本卓也議員、坂本心次議員の3人の新人議員が、はじめての質問をされました。はじめての質問は特に緊張することを私も経験していますが、有近議員が山本繁太郎前知事の産業戦略への思いを述べられるなど、皆さんの熱い思いの質問に、私も議員としての取り組みに心を新たにしたところです。
 また、友党の公明党の先城憲尚議員(公明党県議団代表)が、一般質問の中で、「日米安全保障条約の一言一句をよく読み、十分に理解して、国の防衛のあり方について考えていくことが必要」という趣旨の意見を述べられました。県議会でも、米軍岩国基地や萩市に配備が検討されているイージス・アショアについての議論がされますが、国のやることには兎に角反対という意見の方もおられます。そういう方に、冷静に現実を見つめ、しっかり考えるべきではないかというような一石を投じられる質問であったと思います。
 県民の皆様になじみが薄いと言われることもある県議会の質疑ですが、インターネット放送や、県議会のホームページでの議事録の公開などもされていますので、こういう議論もあることを是非知っていただきたいと思います。
 さて、今日と明日は常任委員会の予定です。
 私の所属する総務企画委員会では、米軍岩国基地に関する課題をはじめ、地方創生や行財政改革、中山間地域問題など、県政の様々な重要課題について審議が行われますので、副委員長としてしっかりとその責務を務めてまいりたいと思います。

9月11日に、第4次安倍第2次改造内閣が発足しました。
 安倍晋三総理が、「令和の時代の新しい国づくりに果敢に挑戦する安定と挑戦の内閣」と述べられているとおり、今回の内閣改造により、経済再生、地方創生や外交・防衛政策などをさらに強力に前に進める政権基盤が築かれたものと思います。中東情勢や日韓関係などの国際情勢をはじめとして、厳しさを増すこれからの時代に向けて、安倍総理には、希望にあふれ、誇れる日本を創り上げるため、引き続き、力強いリーダーシップでこの国を牽引していただきたいと願っていますし、私も自由民主党の一員として、微力ながら安倍総理の取り組みをお支えしたいと考えています。

 そして、9月20日から、日本ではもちろんアジアでも初の開催となる「ラグビーワールドカップ2019日本大会」が開幕し、世界が日本に注目している、そして、日本全国がラグビーに熱くなっている、そんな思いがします。
 かく言う私も、熱くなっている一人です。
 熱くなる理由のひとつに、日本代表チームの大活躍があります。初戦のロシア戦に見事勝利すると、29日には、世界ランキング2位のアイルランドにも快勝し、前回大会の南アフリカ戦での勝利に続く、奇跡の勝利と賞賛されています。今ひとつがラクビーの迫力です。連日、テレビで熱戦が放映されていますが、どの会場も満員の観客です。ラクビーというスポーツの迫力、そして、戦いを終えた後のノーサイドの両チームとサポーターの清々しい姿を見るにつけ、ラクビーの魅力の虜となりそうです。日本代表の、また、参加している各国代表の、さらなる活躍を願っています。
山口県内では、カナダ代表チームが長門市をキャンプ地とし、様々な交流も行われていますが、ラグビーワールドカップで感じたスポーツの素晴らしさ、そして、国際交流を、来年開催の東京オリンピック・パラリンピックにつなげないといけないと思っています。

月が替わり、今月は重要な皇室の行事があります。
 22日から31日までの間、天皇陛下の御即位を広く披露するための「即位の礼」が行われます。特に、22日は、最大の行事である「即位礼正殿の儀」が執り行われ、天皇陛下の御即位を内外に宣明されるとともに、国民や世界の人々から祝福をお受けになります。また、この日は「国民の祝日」となります。
 儀式には、海外からは、190以上の国や国際機関から、国王などの元首や首脳クラスが参列されるともいわれており、日本中が祝賀ムードに包まれる1日になることは間違いありません。この日は、皆さんとともに天皇陛下の御即位にお慶びを申し上げながら、私自身は、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という思いが込められた令和という新しい時代を築いていく政治家の一人として、決意を新たにする一日にしたいと思います。

 さて、私は、9月4日から4日間の日程で、ASEAN地域友好・経済交流促進山口県議会議員連盟の一員としてシンガポールを訪問しました。シンガポールは人口約560万人であり、人口減少、少子高齢化対策は重要な課題となっており、国家戦略としてシンガポール首相府が対策を担当していることから、首相府では「少子化対策」に係る施策について拝聴しました。
 その後、在シンガポール日本大使館への訪問や、シンガポール政府保健省では高齢化対策についての意見交換、経済開発庁での海外展開に意欲のある企業の支援体制などについてのヒアリングなどを行いました。
 本県でも直面する人口減少や少子化などの課題について、今後の対策を検討する上での大変貴重な知見を得ることができたと思います。

本格的な台風シーズンとなる中、先月のはじめには、台風15号が千葉県を中心に猛烈な暴風や大雨をもたらし、人的被害や家屋等の倒壊などを生じさせたほか、長期間に及ぶ大規模な停電や断水等が発生しました。
 下旬には台風17号が発生、本県を暴風域に巻き込みながら日本海を進み、本県への大きな被害はなかったものの、猛烈な風が県内で吹き荒れました。
 自然災害への備えとその後の迅速な対応の大切さをあらためて認識した1か月であったと感じています。防災・減災への対応について、今日からの総務企画委員会で、しっかりと議論したいと思っています。


令和元年10月1日



令和元年(2019年)9月1日

 8月23日、安倍晋三総理の通算在職日数が2798日となりました。

 本県田布施町のご出身、安倍総理の大叔父である佐藤栄作元総理と並び、歴代2位、そして、戦後最長となりました。7年半を超えて国政のトップとしてわが国を牽引されているということもすごいと思いますし、そのご苦労にまず感謝を申し上げたいと思います。

 そして、今年11月19日には、同じく本県出身、明治の元勲の一人である桂太郎元総理の持つ記録に並び、わが国の憲政史上最長となります。

 菅義偉官房長官が記者会見で述べられたとおり、安倍総理のリーダーシップのもと、経済再生、外交・安全保障の再構築、全世代型社会保障の実現に向け、一つ一つ課題に取り組んでこられた結果であると改めて強く感じます。政治を担う者の一人として、私は安倍総理に心からの尊敬の念を抱かずにはいられません。

 わが国を取り巻く国際情勢は大変厳しい状況にあります。そのひとつが日韓関係です。先日のGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の破棄決定や、わが国固有の領土である島根県竹島での軍事訓練の実施などは、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返す中、むしろ連携を強化していくべきときに、地域の安全保障にも影響を及ぼしかねない判断であり、到底理解しがたいものです。かつて、中国漁船が尖閣諸島に不法侵入したときに、海上保安庁が必死の努力で逮捕していた中国人船長を、当時の民主党政権が優柔不断な態度で釈放し、その後の日中関係がより悪くなったことなどは、外交のあり方として反面教師となりますが、今の日韓関係を見るに、これまで以上に一貫した姿勢でぶれることのない対応が求められると考えます。そして、それを可能にし、日本政府の毅然かつ冷静な今回の対応は、安倍総理なくしてはなし得ないものです。

 安倍総理には、令和の時代の新たな国づくりのための政権運営を、引き続き、力強く前に進めていただけるものと確信していますし、まだまだ若輩の私ですが、自民党の一員として、また、県議会議員の立場からしっかりとお支えしていく覚悟です。

 さて、8月27日、私は、柳居議長、弘中副知事、福田岩国市長、米本和木町長をはじめとした関係者の皆さんと一緒に、岩国大竹道路と岩国柳井間バイパスの建設促進について、牧野国土交通副大臣や県選出国会議員に対して要望活動を行いました。

 岩国錦帯橋空港などへのアクセスとなる国道188号の岩国柳井間バイパスは、慢性的な渋滞の解消や災害時にも機能する幹線道路として、地域住民の生活向上に大きな効果がある上、県東部地域の経済や地域振興等に大きな効果が期待されます。この実現に向けては、亡父・基成が力を尽くしてきたという経緯もあり、私はその思いをしっかりと受け継ぎ、特別な思いを持って取り組んでいるところです。本年4月に、岩国柳井間バイパスのうち「藤生長野バイパス」の新規事業化が実現したことは、全線整備実現に向けた大きな一歩となるものであり、これまで、県や県議会、沿線市町等が一丸となり要望活動等を行ってきた結果です。これからも歩みを止めることなく、関係者が一丸となり、全線の早期整備に向けた取り組みをさらに力強く進めていく必要があると考えていますので、このたびの要望活動でも、その取組促進を強くお願いしましたし、今後も、その整備の必要性を強く訴え、責任感を持って整備促進に取り組んでまいります。

 先週、九州北部地域を中心に本県でも激しく降り続いた記録的な大雨は、福岡・佐賀両県で犠牲者を出したほか、各地に土砂崩れや河川の氾濫等による大きな被害をもたらしました。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

 災害発生時には、住民の皆さんへの確実な情報提供はもちろん、県や市町、関係機関が連携した迅速な対応が不可欠であることから、県議会議員として、また、危機管理や防災対策を所管する県議会総務企画委員会の副委員長として、防災・減災対策をしっかりと進めるとともに、災害時の的確な対応についてもしっかりと取り組んでいきます。

 今月18日からは9月県議会が始まる予定です。防災減災対策をはじめとしてしっかりと議論するための準備をしていきたいと考えています。


令和元年9月1日



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