令和2年(2020年)11月1日

 今日から11月です。今年も残すところ2箇月。少し慌ただしさも感じる季節となってきました。
 紅葉も始まり、晩秋を迎えていますが、今年の秋は台風の直接的な被害も少なく、天候的には比較的穏やかでした。
 その一方で、中国大陸から飛来したトビイロウンカによる稲作被害が深刻な状況となっています。本県では、県西部では作況が極めて悪く、これを機に稲作をやめることを考え始めている人もおられると聞きます。本県農業を支える稲作農家の皆さんに、今後も引き続き、意欲や熱意をもって稲作を続けていただくため、行政による万全の対策など、私もしっかり取り組んでいきたいと考えています。

 10月22日、宇部市長を務められていた久保田后子さんが辞職されました。体調の不良による辞職と聞いていますが、亡父・基成と、県議会の同期当選組で親しさも感じていただけに、突然の辞職に驚いています。体調の不良とのことであり、是非ゆっくりされ、大事を取っていただきたいと願っています。
 宇部市長選は、来年7月の久保田市長の任期満了に合わせて行われるものと思っていましたが、今回の突然の辞職によって、11月15日に告示、22日に投開票という慌ただしい日程で、市長選が行われることになりました。
 そして、この市長選に、わが自由民主党会派の先輩議員である篠﨑圭二先生が立候補を表明されました。
 篠﨑先生は、本県選出の参議院議員、林芳正先生の公設秘書などを経られて、山口県議会議員を3期6年務められました。特に、この2年は、篠﨑先生が委員長、私が副委員長という形で一緒に総務企画委員会の運営に当たってきました。篠﨑先生は委員長として、岩国基地を巡る諸課題をはじめ、岩国・和木地域にも直結した県政の重要課題に関する議論においてリーダーシップを発揮してこられました。
 私より4歳年上の篠﨑先生は現在39歳という若さ。2男2女の父として、また、県議会議員、国会議員秘書としての豊富な経験を活かし、宇部市のまちづくりに挑戦されようとしている覚悟、決断に敬意を表したいと思います。
 「ワクワク市政の実現。」を掲げられている篠﨑先生には、是非とも当選していただき、若き市長として、宇部市の未来を描き、ワクワク感を感じる躍動する宇部市を実現していきたいと思いますし、そのためには、微力ながら私も応援したい、宇部市の皆様にも、篠﨑先生への熱い声援をお願いしたいと思っています。

 10月26日、第203臨時国会が召集され、菅総理が初めてとなる所信表明演説を行われました。携帯電話料金の引下げ、不妊治療への保険適用など、国民生活に直結した具体的な政策課題の解決に取り組むことを約束されるとともに、菅総理が目指しておられる社会像、「自助・共助・公助」そして「絆」について述べられ、「国民から信頼される政府」「国民のために働く内閣」を目指すとされました。菅総理の思いに心から共感するとともに、私も地域の未来を担う議員として、地域のため、県民のために全力でがんばる覚悟を新たにしました。

 初冬も間近かです。今年の冬は、新型コロナに加え、インフルエンザの流行も懸念されます。皆様には、これまでの新型コロナ対策に加え、インフルエンザの予防接種など、ご自身でできる感染対策に引き続き取り組んでいただきますようお願いします。


令和2年11月1日



令和2年(2020年)10月1日

  今日から10月です。
 10月は全国の神様が出雲大社に出かけ、その国には神様がいなくなることから「神無月」と呼ばれ、その一方、出雲の国では神々が集まる月であることから神在月と呼ばれます。集まってきた神々によって、五穀豊穣、産業の繁栄、世の平和、人々の縁結びの話し合いをする神議(かみはかり)が行われるという言い伝えは、日本という国の歴史の深さ、そして神話のロマンすら感じます。
 今年は、長雨、酷暑、台風、害虫の発生などの異常気象等により、米や野菜、果物などの農作物が大きな影響を受けましたが、生産者の皆さんのご努力により、この秋も実りの秋の味覚をおいしく味わうことができそうです。
 生産者の皆様のお取り組みに改めて感謝を申し上げ、この先の天候も農作物の出来も穏やかなものとなるよう祈るばかりです。

 9月14日に、自由民主党の総裁選挙が行われ、翌々日、16日に衆参両院で総理大臣の指名が行われ、菅義偉先生が第99代内閣総理大臣に就任されました。
安倍晋三先生の総理退任は、山口県人の一人として、私は本当に残念で堪りませんが、歴代最長となる7年8ヶ月もの長きにわたり、内閣総理大臣という重責を務められた安倍先生に衷心よりご慰労と感謝を申し上げます。
 総理大臣としてのご労苦は私には想像もつきませんが、安倍先生の下で取り組まれた経済、外交、防衛などの様々な取り組みは、確実に日本の再生に向かうものでした。憲法改正や拉致問題、北方領土問題など、安倍先生にはまだまだやらなければならないと思われることは多くあったと推察しますが、今は何よりもまず静養と体調回復に努めていただき、1日も早く万全の体調となられますよう念願しております。
 そして、今後とも、山口県と我が国の発展のため、ご尽力をいただきますとともに、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 その安倍内閣を官房長官として支えられた菅先生が、総理大臣に就任されました。
 菅総理には3年半前、当時、官房長官として大変お忙しい中、父・基成の葬儀に岩国まで駆けつけていただき弔辞を賜り、私ども遺族に温かい言葉をかけていただきました。今でも、そのことに深く感謝をしていますし、生涯忘れることができません。
 安倍先生の総理退任は残念ですが、一方で、父が親しくしていただいた菅先生の総理就任は本当に嬉しいことで、父が生きていれば菅総理の誕生をどんなに喜んだことかと考えながら、父に報告し、二人で祝杯を挙げました。
 今は新型コロナウイルス対策をはじめ国内外ともに困難な時代ですが、菅総理には、「国民のために働く内閣」のリーダーとして、我が国の明るい未来に向けて力強く牽引していただけるものと確信しています。
 私も、父の志を受け継ぎ、そこに私自身の思いを重ね合わせ、菅総理が進められる国づくりに少しでもお役に立てるよう、山口の地で全力を尽くす覚悟です。

 そして、菅内閣では、岸信夫先生が防衛大臣に就任されました。
 心からお祝いを申し上げます。
 岸先生には、これまでも岩国基地に関わる諸課題をはじめとしてご尽力いただいてきましたが、今後とも一層のお力添えをいただきけるものと心強く感じています。
 9月16日からはじまった9月県議会では、この日に、県議会の岩国基地議連を開催し、県執行部から岩国基地へのF35Bの配備について報告を受けました。
 そして、9月29日の一般質問では、県は、市町での議論も踏まえ、我が党の江本議員の一般質問に対する答弁の中で、「受け入れを理解する」と表明されましたが、私も基地議連の幹事長として、安心・安全対策と地域振興策について、引き続きしっかり取り組んでいく覚悟です。


令和2年10月1日



令和2年(2020年)9月1日

 8月28日、安倍総理が辞意を表明されました。
 あまりに突然のニュースに、言葉にならないほどの衝撃を受けました。
コロナ対策や安全保障環境への対応など、一時の空白も許されない状況が続く中、最近は安倍総理の体調に関する報道もありましたが、8月24日に内閣総理大臣の連続在職日数が2799日となり歴代最長となられたばかりであり、引き続き、我が国の未来を切り拓いていただけるものと確信していただけに、このたびの辞意表明は本当に残念でなりません。
 安倍総理は、これまで、経済再生や外交・安全保障の再構築はもとより、現下の新型コロナウイルス感染拡大防止という非常に難しい課題においても、卓越したリーダーシップを発揮され、我々国民の先頭に立ち、我が国を力強く導いてこられました。
8年近くもの長きにわたり安定した政権運営を実現されたこと自体が、後世に残る大偉業であり、山口県民としての大変誇らしい思いです。
 安倍総理には、今は治療に専念して一日も早く万全の体調を回復していただきますよう心よりお見舞い申し上げますとともに、今後とも、本県選出の国会議員として、山口県と我が国の明るい未来に向けてご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 私も、安倍総理への尊敬と感謝の念を抱きつつ、政治家として少しでも近づけるよう日々精進していきたいと考えています。

 8月21日、元県議会議長の河野博行先生が逝去されました。
 河野先生は、県議会議長や自由民主党山口県連会長も務められるなど要職を歴任され、県議会議員の立場から県政の発展に多大なる尽力をされました。
 私自身は、河野先生に直接お会いする機会はありませんでしたが、県議時代を共にさせていただいた父からは河野先生の話をよく聞いていました。
 河野先生のこれまでのご功労に敬意を表しますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 さて、新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まりません。
 本県でも、8月26日に1日としては最大となる15人の感染者が確認されるなど緊張感が高まっていますが、一方で、感染者数だけで危機感を煽ることは問題である、という指摘もなされています。

 現場の医療体制を維持していく、医療崩壊させないようにするためにも、感染を可能な限り避けるようにしていくことが大切です。
 県のホームページには、現在の入院者数や感染症受入病床数などが掲載されていますので、県民の皆様には、正しい情報と知識で、引き続き、3密回避などの対策を取り入れた「新しい生活様式」を実践していただきますようお願いします。

 8月26日、防衛省及び外務省の担当者が来県し、米軍岩国基地に配備されているFA-18の一部を、10月以降、F-35Bに機種更新する計画であるとの説明がありました。機種更新は、平成29年以降2回目となります。
 現在、執行部から国に対し、確認が必要な事項について、文書照会を行っているところですが、基地議連としても、柳居会長さんをはじめ、役員の皆さんとも協議しながら、必要な対応をしていきたいと考えています。

 今月16日からは9月県議会が始まる予定です。新型コロナウイルス感染防止や経済の下支え対策をはじめとして、今、県民の皆さんが不安に感じておられる課題やこれからの山口県のあり方など、しっかりと議論するための準備をしていきたいと考えています。


令和2年9月1日



令和2年(2020年)8月1日

 長い長い梅雨が明け、8月を目前にようやく本格的な夏がやってきました。
 毎年この時期は、田んぼ一面が鮮やかな緑から黄金色に向かって色合いが少しずつ変化してくる時期ですが、今年は曇天が続いたこともあり、まだまだ緑が濃いように感じています。
 稲の病害虫も平年より多いとの予報が出ているようですが、これから晴天が続き、無事に秋の実りを迎えられるよう願っています。

 世界中が新型コロナウイルスの影響に苦しむ中、我が国においては、今年の梅雨の豪雨が各地に甚大な被害をもたらしています。
 梅雨期の雨は農産物の生育に欠かせない恵みの雨ですが、近年、数十年に一度レベルの豪雨が頻発し、日本各地で大変な被害を生じています。このため、本県でも、昨年度末に策定した国土強靭化地域計画に基づき、大規模災害から人命や経済を守る、災害に強い県づくりを進めていますが、近年の状況を踏まえれば、その歩みをさらに加速しなければならないと感じています。

 加えて、今年はコロナ感染防止の取り組みが求められています。
 本県では、ゴールデンウィーク明けからコロナの感染者が確認されていませんでしたが、東京をはじめとする大都市部での感染拡大もあり、7月中旬以降、県外との往来がある若者を中心にコロナ感染者が相次いで確認されています。
 全国各地で第2波が来ているとも言われ、感染防止対策の強化とともに、社会経済面での取り組みが求められています。
 特に、経済の面では、一旦は回復傾向にあった地域経済が再び冷え込み始めているように感じます。
 ウィズコロナの時代には、経済を止めてコロナを封じ込めるような極端な方法に頼るのではなく、効果的な感染防止策を講じながら、社会経済活動を段階的に回復させていく、という両立を図っていくことも考えないといけません。
 そのためには、我々一人一人が、新しい生活様式を実践し、3つの密の回避、マスク・手洗い・消毒・換気などを徹底する、さらに、事業者の方々には事業別ガイドラインを遵守していただく、という基本的なことが大変重要になります。
 コロナとの闘いは、今しばらく続きそうです。
 そうであればこそ、「新しい日常」は持続可能なものでなければなりません。
 コロナの感染拡大防止対策が最優先であることは言うまでもありませんが、深く傷ついた社会経済の回復に向けて、先の6月県議会で議決した過去最大規模の補正予算に掲げられた県内経済の下支えや消費需要喚起などの諸事業が着実に効果を発揮するよう、しっかりとフォローしていかなければなりません。
 今後とも、地域の声、県民の皆様の意見にもしっかりと耳を傾け、県議会議員として、この危機を乗り越えていくためにしっかり取り組んでいきます。

 今年の小中高校の夏休みは、コロナの影響で4~5月に長期休校を余儀なくされたため、期間が短縮されるなど変則的な日程になっています。
 スポーツの全国大会や地域の花火大会、夏祭りなどの様々なイベントや行事が中止となり、悔しさや寂しさを感じておられる方も多いと思いますが、新しい生活様式を実践しながら、今年の「夏」、少しでも心に残る想い出をたくさんつくっていただきたいと願っています。


令和2年8月1日



令和2年(2020年)7月11日

 先週末から降り続いている記録的な大雨は、河川の氾濫などを引き起こし、九州や中部地方を中心に多くの命が失われるなど各地に深刻な被害をもたらしました。
 本県でも周防大島町をはじめ県東部地域で、土砂崩れによる道路の通行止めで集落が孤立したり、床下浸水などの被害が発生しています。
 お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。
 ちょうど2年前の「平成30年7月豪雨」では、特に岡山県、広島県、愛媛県で大きい被害が発生しましたが、交通寸断などの風評被害もあり、私の地元・岩国地域でも観光をはじめとする地域経済に深刻な影響を及ぼしました。
 災害が起こるたびに防災・減災対策の必要性を強く感じますが、新型コロナウイルスの感染という脅威の中でのこのたびの深刻な被害に、これまでと違う観点からも防災・減災対策をしっかりと進めていかなければならないと感じています。
 まだまだ強い雨の予報もありますので、皆様、十分にご注意いただきますようお願い申し上げます。
 
 さて、昨日10日、県議会6月定例会が終わりました。
 本定例会は、新型コロナウイルス感染防止対策を最優先に、また、深く傷ついた社会経済の回復に向けて大きく舵を切っていくための補正予算について審議する重要な議会でした。
 本定例会で成立した補正予算は、過去最大となる総額2,132億円で、その内容は、新型コロナウイルスの再拡大期への対策に加え、県内経済の下支えと回復に向けた取り組み、「新しい生活様式」に対応した社会変革の推進などが盛り込まれるなど、山口県が一丸となり、新型コロナウイルスと共存する持続可能な社会の構築に向けて着実に進んでいく確かな一歩となるものと大いに期待しています。
 事態の終息はまだまだ見通せませんが、私自身も、県執行部に対して時に意見し、具体的な提案や提言もしながら、この危機を乗り越えていけるよう取り組んでいきます。
 
 また、7月3日には、私にとって3回目となる一般質問を行いました。
 今回は一般質問を締めくくる最終登壇という大役を務めさせていただき、自由民主党会派としての考えも含めて質問を行い、意見を述べました。
 まず、冒頭で、新型コロナウイルスについて、安倍総理のリーダーシップの下で取り組まれてきた日本の対策が高く評価されたことに触れ、新しい生活様式の中で新しい日常をつくり上げていくために引き続き全力でがんばる決意を述べさせていただいた上で、次の5項目について質問をしました。
 
1 米軍岩国基地との共存を前提としたまちづくりについて
(1)基地交付金について
(2)県立武道館を中心とした県東部地域のスポーツ交流の推進について
(3)岩国・和木地域の道路網の整備について
2 5G等を活用した産業競争力の強化について
3 新型コロナウイルスの影響を受けた農業への支援について
 
 「基地交付金」については、先日、河野防衛大臣が岩国市を訪問された際に、私が、岩国基地問題議員連盟連絡協議会の幹事長として、「県交付金の柔軟な事業採択など制度の運用改善」を直接、河野防衛大臣に要望し、河野防衛大臣から「しっかり取り組んでいく」旨の回答をいただいたことを紹介した上で、令和3年度末で終了する地元市町への再編交付金の恒久化も含めた、基地交付金の充実・拡充と、それを活用した基地周辺地域の振興についての県の考えを尋ねました。
 県からは、「県交付金については、引き続き、基地議連と十分な連携の下、国による確実な予算措置と制度の運用改善を求めていく」「地元市町や基地議連と一体となって、基地交付金制度が一層充実され、基地周辺地域の更なる発展につながるよう、全力で取り組む」との答弁がありました。
 
 また、この日は、基地交付金制度の一層の充実を確かなものとするため、国会議員顧問団のご参加もいただき、岩国市で「岩国基地問題議員連盟連絡協議会」総会を開催しました。
 私は、柳居代表のもとで、司会進行役を務めさせていただき、総会では、国に対する「岩国基地周辺地域の振興策に関する特別要望」を採択するとともに、基地周辺の航空機騒音の状況について認識を共有したところです。
 そして、9日には、県、関係市町長及び柳居代表、槙本副代表とともに特別要望を行いました。
 防衛省では、河野大臣からは、改めて、「責任をもって対応する」との前向きな回答をいただき心強く感じていますが、これからもあらゆる機会を通じて国に要望していきます。
 米軍岩国基地に関する諸問題については、地元選出の県議会議員の立場から、そして、基地議連連絡協議会の幹事長という立場から、今後も引き続き、誰よりも強い責任感を持って取り組んでいく覚悟です。
 
(お知らせ)
6月定例会における一般質問と執行部の答弁については、別添の「一般質問 質疑記録(速報版)」をご参照ください。
一般質問 質疑記録(速報版).pdf


令和2年7月11日



令和2年(2020年)6月1日

 今日から6月です。
 梅雨入り前のこの季節、私の地元・岩国市錦町では至る所でホタルを鑑賞することができます。昨年から今年にかけては河川の増水が少なく、ホタルの幼虫のエサとなるタニシなどが流されなかったこともあってか、今年はたくさんのホタルが乱舞して特別な美しさがあるように感じます。新型コロナウイルスの影響で厳しい生活を強いられている方も多いと思いますが、新しい生活様式を実践されながらも、ホタルの優美な舞に束の間の癒しを感じられてみてはいかがでしょうか。

 さて、我々の日常生活を一変させた新型コロナウイルスとの闘いは、この1ケ月で大きく進展しました。
 4月7日に発令された緊急事態宣言は、同16日に対象地域が全国に拡大された後、5月14日には山口県を含む39県で、21日に京阪神3府県で、そして、25日には全都道府県で解除されました。
 安倍総理は25日の記者会見で、「日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で流行をほぼ収束させることができた。日本モデルの力を示した」と述べられました。
 爆発的な感染拡大が発生した欧米では、長期にわたるロックダウン(都市封鎖)が行われている国もありますが、日本では罰則を伴う強制的な外出規制等を行うことはできないため、「自粛」という言葉のとおり、国民一人一人が自ら進んで「3つの密」を避け行動を慎んできました。
 その結果、日本の感染者数や死亡者数は、主要先進国の中でも圧倒的に少なく抑え込むことができています。国連のグテーレス事務総長が「日本の感染症への対応は世界において卓越した模範である」と言われていますが、前例のない未曾有の事態の中で、安倍総理のリーダーシップの下で取り組まれてきた日本の対策が高く評価されたことは、私は率直に評価したいと思います。日本国民として、山口県民として、そして自由民主党の一員として大変誇らしい思いです。
 緊急事態宣言の解除は、「終わり」ではなく「新たな日常」のスタートです。
 これからは発想を変え、新しい生活様式の中で、新しい日常をつくり上げていく必要があります。そして、大きな影響を受けている社会経済活動を、V字ともU字とも言われる回復軌道に確実に導いていかなければなりません。

 緊急事態宣言が続く4月30日に、県議会臨時会が開催され、補正予算が成立しました。この臨時議会では、県民の生活と生命を守るために必要な当面の対策として県民の皆様のくらしや産業などを支える補正予算を措置したものですが、補正予算案に対する質疑の中で自由民主党会派からは、「県民・事業者の不安を解消するためのメッセージ、県民・事業者に寄り添った対策としては質・量ともにまだまだ不十分」、「事態収束後の反転攻勢に向けた需要喚起と社会変革の推進の部分がすっぽり抜け落ちている」と、執行部に対してかなり厳しい指摘が行われました。
 また、苦渋の選択として、改革期間4年目に入った行財政改革の取り組みについては、一旦凍結して、新型コロナ感染防止対策と社会経済活動の回復に全力を傾注することも提案しました。
 新型コロナウイルスの第2波、第3波に備え、引き続き対策を講じていくことはもちろん最優先ですが、長期戦も想定される新型コロナウイルスとの闘いと私たちの生活を両立させるため、日常生活や経済活動等に多大な影響を受けておられる県民・事業者の皆様が、安心して希望をもって前に進んでいくことができるよう、現下の厳しい状況に寄り添った出来うる限りの対策を講じていかなければなりません。
 そして、今月中旬に開会予定の6月定例会では、地域や市町の皆様のご意見やご要望を踏まえ、新型コロナウイルス対策をはじめ今の県政の重要課題について、私自身も考えをしっかり整理し、準備していきたいと考えています。


令和2年6月1日



令和2年(2020年)5月1日

 今日から5月。
 新緑の季節を迎え、いつもはにぎわう錦帯橋も、今年のゴールデン・ウイークは静かな初夏となりそうです。
 新型コロナウィルスの感染防止のために、4月16日に、全国に緊急事態宣言が出され、国においては安倍総理大臣を先頭に様々な対策に取り組まれています。
 一番の対策は、三密の防止です。具体的には、換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集」、間近かでの会話など「密接」を避けることが大切と言われていますが、不要不急の外出や人との接触は極力避けなければなりません。
 このため、今年は、新年度を迎えた4月は、卒業式や入学式といった人生の大切な行事までもが中止を余儀なくされ、加えて、学校の休校、外出や帰省の自粛要請、一部施設への休業要請など、想像を越える事態が次々と起こり、多くの飲食店やホテル・旅館等が厳しい経営を強いられるなど、私たちの生活をはじめ、社会経済全体に計り知れないほど大きな影響が生じています。
 私が暮らす岩国地域は、通勤、通学、買い物など、日常生活の多くの場面で広島県との県境を跨いだ往来があり、また、玖北地域では島根県との交流がありますが、今は多くの方が可能な限りの自粛に取り組まれていることと思います。
 春からゴールデンウィーク、初夏へと向かう一年で最も活力に満ち溢れたこの季節に、外出できない、旅行にも行けない、学校も部活もないという状況に、多くの方が大きなストレスを感じておられると思いますが、まずは緊急事態宣言の対象期間である5月6日までの間、日本中が一致団結して感染拡大防止に取り組むことが、この厳しい状況を打開するために何より重要であり、事態収束の一番の近道であると信じています。

 こうした中、昨日4月30日、一日も早い事態収束に向けた県の取り組みや対策の拡充などについて審議するため、県議会臨時会が開催されました。
 臨時議会の質疑では、私の所属する自由民主党会派を代表して、友広政調会長が、執行部の危機管理体制のあり方の是非について質すとともに、医療崩壊の回避と医療提供体制の確保、学校休校による子どもたちへの影響、外出や活動の自粛に伴う経済への影響などについて質疑を行いました。
 その上で、県民の生活と生命を守るために必要な当面の対策として総額686億円あまりの補正予算案を承認・可決しました。
 私自身、岩国地域の企業の皆様から、また、県民の皆様から、今後の事業継続への不安や生活の不安など様々な声をお聞きしています。県議会議員として県民の皆様から直接、多くの不安や切実な声をお聞きしていますので、そうした声をしっかりと県政に届け、迅速な対応につなげることが必要です。
 また、事態収束後に、機を逸することなく一気呵成に強力な経済対策を実施することができるよう、感染拡大防止対策と県民生活への影響のバランスを見極めながら、十分な準備もしておかなければなりません。
 自民党山口県連では「新型コロナウイルス感染症緊急対策本部」を設置し、一丸となって対応することとしています。私も、自由民主党会派の一員として、皆様の声を県政に届け、さらなる対策を強力に努め、県民の皆様の生活、生命、健康を守るため、全力で取り組んでいきたいと考えています。
 今回のコロナ問題は、少し長期戦になるかもしれませんが、この事態は必ず収束します。その日まで、県民の皆様のご理解、ご協力を改めてお願い申し上げます。


令和2年5月1日



令和2年(2020年)4月1日

 今日から4月。
 本来、多くの方々が、新社会人として、また新たな環境で学生生活をスタートされる日です。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、私も、毎年参加させていただいた県立高校卒業式は出席を見合わせましたし、3月22日に予定されていた森ケ原バイパスの開通式も中止されるなど各種行事の縮小や中止、延期も続いています。入社式や入学式なども自粛されており、いつもの年とは違う雰囲気の中で令和2年度が始まりましたが、新社会人の皆様、また、これから入学を迎えられる皆様には、素晴らしい未来が待っていると信じます。
 困難な時だからこそ、若い力で困難を開拓する人になっていただきたいという思いをお伝えし、若い皆様のご活躍とご発展を祈りたいと思います。
 海外では、新型コロナウイルス感染者や死者が増加しつつあり、世界保健機関が3月11日、世界的な流行を意味する「パンデミック」を宣言しましたが、わが国においては、政府による迅速な緊急対応策や安倍総理から国民に向けた複数回の記者会見などにより、国全体が落ち着いた対応ができていると感じています。また、東京オリンピック・パラリンピックの開催が1年延期されたことは、苦渋の決断であったと思いますが、賢明な選択であったと思います。
 本県においても、これまでに7回の「山口県新型コロナウイルス感染症対策本部」が開催され、県民の皆さんへの正確な情報提供や感染防止対策、経営面で困難に直面されている中小企業への対策等が進められています。
 県議会においても、執行部が新型コロナウイルス感染防止対策に全力を尽くせるよう、2月定例議会の日程を変更、短縮するなど、機動的な対応を行ってきました。
 また、私が所属する自由民主党山口県連においては、山口県を含む日本全土にまん延する新型コロナウイルス感染症の発生に伴う様々な社会的・経済的影響に鑑み、3月9日に「新型コロナウイルス感染症緊急対策本部」を設置し、3月12日には、友田有山口県連幹事長をはじめとする自民党県連四役が弘中勝久副知事に面会し、県民の命と健康を守るため、県民の思いに寄り添ったあらゆる施策をきめ細かく講じていただくよう、新型コロナウイルス感染症対策の推進に係る緊急の申し入れを行ったところです。

 東京や大阪をはじめとした大都市圏では、感染拡大の様相があり、安倍総理が先月28日の記者会見で「この闘いは長期戦を覚悟していただく必要がある」と述べられるなど、まだ終息の兆しが見えていない中ではありますが、県民の方々の安心・安全のため、地域の皆さんの声をしっかりと県に届けていきたいと考えています。

 一方、人間の心理は時代を超えても共通しており、こうした混乱時には、根拠のない噂やデマが飛び交い、結果として不必要な買い占めなどが起こっています。
 多くの専門家や研究者は、こうした未知のウイルスや病原体に対しては、「正しく怖がる」ことが大切だ、と述べられています。
 こうした危機的状況に際しては、一人一人が正しい情報に基づいて行動されることが、一日でも早い終息につながっていくと考えています。

 県民の皆さんにおかれても、国や県から発信される情報を定期的に確認され、落ち着いて行動していただくようお願いいたします。


令和2年4月1日



令和2年(2020年)3月1日

 今日から3月。今年は暖冬の影響もあり、梅が平年より10日ほど早く開花しましたが、この天候が続けば桜の開花も平年より早まりそうです。過ごしやすい冬であった一方で、積雪がほとんどなかったため、農業や瀬戸内産業に不可欠な水の有効活用が求められる一年になりそうです。

 今日3月1日は、県立高校の卒業式です。私は、県議会の代表として岩国工業高校と岩国高校広瀬分校の卒業式に臨席する予定でしたが、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、県議会として来賓出席を自粛することとなりました。卒業生の皆様、ご家族や関係の皆様に直接お祝いをお伝えすることができないのは残念ですが、卒業生の皆様、ご家族の皆様に、心よりのお祝いを申し上げますとともに、卒業生の皆様の未来に幸多からんことを心よりお祈り申し上げます。

 卒業を迎えられる皆様の多くが18歳です。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、2年後には成人年齢も18歳とされる中、高校を卒業される皆さんをはじめ若い世代の方々は、これからの地域の発展、日本の将来を担われる方々です。若者の政治への無関心が言われますが、私は「地域の未来を決める過程に参画する」、「自分たちが生きる時代のことは自分たちで決める」、そういう思いを持っていただきたいと思います。私も地域の未来を担う政治家の一人として、若者の政治への関心をより一層高めることにも力を注いでいきたいと考えています。

 さて、テレビや新聞で連日報道されているとおり、新型コロナウイルスの感染拡大が世界に混乱をもたらしています。県内でもイベントの中止や延期が検討・発表されるなど、経済、スポーツ、教育などあらゆる分野に大きな影響が生じています。また、急遽、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校が、3月2日から春休みまで、一斉の臨時休校が要請され、山口県では県立学校や市町の小中学校などで休校措置が決まりました。執行部での対応が円滑に行われるよう、山口県議会では2日から開会予定だった本会議が3日からに延期されるなど会期の変更がされましたが、県全体でこの措置が円滑に行われるよう取り組まなければなりません。水際対策も感染対策も、国民への正確で迅速な情報提供も、国が中心となって進められていますが、県や市町も、医療提供体制の整備や、迅速かつ正確な情報発信などの面で、住民の不安解消と感染予防対策に役割を果たすことが求められています。県でも対策本部のもとで情報収集や感染予防対策などの取組を進めていますが、県民の安全・安心の確保を最優先に、一方で、小中高校の休校措置への対応や、今は先行きを見通すことが難しい県内の産業や経済活動、県民生活への影響についても慎重に見極めていかなければならないと考えています。

 先日、県から岩国地域にとって大変うれしい発表がされました。岩国市森ケ原地区で平成24年度から整備が進められているバイパスが、3月22日16時に開通することとなりました。岩国市街地の外郭を形成する環状道路となるこのバイパスは、市街地の渋滞緩和や安全性・走行性の向上、山陽道岩国ICやJR新岩国駅へのアクセス強化など重要な役割を担う道路として、亡父・基成が実現に力を注いできたものであり、私も父の思いを引き継ぎ、昨年6月定例会の一般質問で、一日も早い完成に向けた取り組みを県に求めるなど早期実現に努めてきました。このバイパスの開通により、幅員が狭く高さ制限もある現道の交通課題が解消されることで、地域住民の皆様の利便性と安全性は向上しますし、産業や観光、地域間交流や連携の面でも良い効果をもたらすことが期待されます。今後も、「道路は地域の命、活力の源」との思いを胸に、地域の発展の基盤となる道路網整備に取り組んでいきます。

 2月25日、県議会2月定例会が開会しました。2月定例会は県の来年度当初予算案についての審議が中心となりますが、新型コロナウイルスへの対応をはじめ、県政の様々な課題について、本会議や委員会での審議を通じて県執行部の取り組みを質し、必要な対応を求めていきたいと考えています。


令和2年3月1日



令和2年(2020年)2月1日

 今日から2月。大寒から立春へと暦の上では春が始まる時節。例年であれば一年間で最も寒い時期です。昨年、今年と、雪の少ない冬で、春先の水の不足も心配されるこの頃ですが、寒さは今しばらく続きます。皆様にはお身体くれぐれもご自愛ください。

 さて、2月に入り、新年度、令和2年度に向けた準備も本格化してきています。
 現在、県では、新年度予算の編成作業真っただ中で、自民党県連においても、昨日31日、自民党政調全体会議が開催され、私も出席しました。
 自民党県連では、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた約850件の要望を「超重点要望」として55項目に集約し、先月9日、友田幹事長をはじめとする党四役から、村岡知事に要望しました。
 政調全体会議では、県執行部から、知事や副知事、総務部長など財政担当部局の方々が出席され、「超重点要望」に対する県の対応方針等について説明を受けました。その上で、わが党の要望に対して十分な予算措置等が行われるよう改めて要望が行われました。
 当初予算案は、これから最終の編成過程に入ります。そして、2月下旬に開会予定の2月定例県議会に議案として提出されますが、私は、県連としての取組に加え、予算全体を所管する総務企画委員会の副委員長として、本会議や委員会の審議等を通じて、岩国・和木地域の課題の克服や、山口県のさらなる発展のために、引き続き、全力で取り組んでいく覚悟です。

 現在、中国で発生した新型コロナウイルスが世界中に拡散し、わが国でも感染者が確認されています。
 経済や観光など様々な面で国境を越えた資金や人の動きが活発化するグローバルな時代では、経済的なメリットを享受できますが、感染症などのリスクも否応なしに増えざるを得ません。
 こうした海外発のリスクに対しては、まずは国が率先して水際対策を繰り広げるものの、多くの外国人観光客が直接地方を訪れる今日、県としても患者発生時の体制整備はもちろんのこと、正確で冷静な情報発信など危機管理の重要性を改めて感じています。
 このような感染症のみならず、一昨年10月22日に発生した周防大島町での外国籍船舶による大島大橋衝突事故や、近年頻発する大規模な自然災害など、様々な危機に対して、できうる限り損害を少なくし、平穏な県民生活を維持していく、そういう危機管理の大切さを改めて感じています。県民のくらしの安心と安全を確保するため、引き続き、全力で取り組みたいと考えています。

 1月26日は岩国市長選挙の開票日でした。自民党と公明党が推薦する現職の福田候補が立派な成績で4選を果たされました。
 人口減少・少子高齢化が進展する中で、将来の岩国市をどう形作っていくのかが問われた選挙だったと思いますが、基地との共存を前提とした地に足の着いた政策を訴えられた現職に軍配があがったものだと感じています。
 岩国・和木地域のさらなる発展のためには、市町と県と国の一層の連携が重要です。私も県議会議員として、これまで以上に福田市長としっかりと連携しつつ、岩国・和木地域から山口県の新たな活力を生み出していきたいと考えています。


令和2年2月1日



« 過去の記事へ