平成29年(2017年)9月29日

本日午後3時から、岩国市役所の記者クラブで、記者会見を行い、来年2月4日に行われる山口県議会議員補欠選挙に向けた私の考え方を、記者の皆様にお伝えさせていただきました。
記者会では、「私の決意 -夢と実現力。-」をお配りして、私の思いをお伝えしました。

私の決意 -夢と実現力。-

「夢」を描く。「夢」を創る。
 今は閉塞感の強い時代。世界的な地域間競争の激化の中で、人口の減少、少子・高齢化の進展など、山口県、そして日本も大きな転機にあります。また、北朝鮮の核・ミサイル問題や尖閣諸島を巡る中国の侵略など東アジアの国際情勢、地球温暖化をはじめとした環境問題など、日本を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。
 日本経済のバブルが崩壊した1990年初頭、私はまだ小学生でした。それから失われた10年とも、20年とも言われた低迷の時代に、私は小学生、中学生、高校、大学で過ごし、2008年に大学を卒業して社会人となりました。
 社会人となった直後、2009年12月に、民主党政権に代わり、それからの3年半、私は政治の混乱、経済の低迷を目の当たりにし、政治がしっかりしないといけないということを実感しました。
 私の世代は、右肩上がりの経済を経験したことのない世代です。かつての高度成長時代には、昨日より明日が豊かになると信じて、多くの方が努力を重ね、日本は世界で有数の経済大国となりましたが、私と同世代の多くは、そのような成長体験を経験することなく、厳しい社会経済環境の中で、ともすれば、挫けそうになる、諦める、そんな思いから、明日に向って展望を描けず、夢を持てない、夢を描けない時代を過ごしてきたといえます。それを加速させたのが、民主党政権下での混乱でした。
 しかし、時代は変わり、困難な中でも、夢を描こうとする試みがはじまっていると私は思います。今、国においては、安倍内閣の下で、日本再生の取り組み、地方創生をはじめとした地域からの活力の創出によって、新たな国づくりと取り組みが果敢に進められています。山口県では、村岡知事の下で、やまぐち産業戦略推進計画をはじめとした地域の再生の取り組みが、そして、岩国・和木地域では、福田良彦・岩国市長と米本正明・和木町長による地域づくりが着々と進められています。
 困難な取り組みですが、困難を恐れていては明日の展望を拓くことはできません。今、求められているのは、岩国・和木地域と山口県から、新たな活力を生み出していくこと、そのためには、国と県、市町が一丸となって、地域の力、資源を生かし、しっかりとした地域づくり、県づくりを進め、この地域から、山口県から新しい活力を生み出していくことだと思います。
 そして、それを実現できるのは政治の力。明日に向かって夢を描き、実現することこそ、政治に求められる責任だと考えます。私は、今、33歳です。若輩ですが、これからの時代を担い、困難を切り拓かなければならない世代のひとりとして、今の閉塞感を打破し、明日の夢を描き、世代の思い、地域の思いを実現していく覚悟、その思いを胸に、県政への挑戦を決断したのです。

実現力。
 私の父は、前山口県議会議長を務めた畑原基成です。私は、父の背中を見て育ちました。多くのことを父から学びましたが、一番大きなことは、「政治の責任は、明日に向かって夢を描き、夢を創り、その夢を実現すること」ということです。
 岩国錦帯橋空港の再開や基地交付金の実現、産業戦略推進計画の具現化や森林づくり県民税による荒廃森林の再生など、父が実現した公約は多く、改めてその実現力の凄さを感じていますが、岩国・和木地域、そして山口県にはまだまだ多くの課題と困難があります。
 それらを克服していくためには、父が実現したこと、実現したかったことをしっかりと引き継ぎ、確かなものにしていくこと、そして、今の困難な時代を克服するために、私自身が岩国・和木地域と山口県に求められる夢を描き、夢を創り、その夢を一つひとつ実現していくことです。
 その思いを胸に、私、畑原勇太は自らの取り組みとして「活力創出ビジョン8」を皆様にお示しし、岩国・和木地域から、山口県の新しい活力の創出に取り組みたいと考えています。皆様のご理解とご声援を心からお願い申し上げます。

 平成29年9月29日