平成30年(2018年)9月1日

 今日から9月。猛暑の夏もようやく落ち着き始め、朝夕の風に秋の気配を感じます。観測史上最高と言われる気温を記録した今年の山口県ですが、夏の暑さの影響で、例年より早く黄金色の稲穂となっています。
 春先の田植えから、稲穂が黄金に変わるこの時期まで、農家の方々の半年間のご苦労に敬意を表しながら、私は、黄金色の景色を毎年楽しみにしています。私同様、美味しい新米を待ちわびている方は多いのではないかと思います。
 実りの秋を迎えることは大変嬉しいことですが、しかし、その一方で、イノシシやシカ、サルなど野生鳥獣による農作物の被害への悲痛な声もお聞きします。鳥獣被害を防ぐための大変なご苦労とともに、鳥獣被害で就農意欲すら失いかねない現実は本当に深刻です。人間の営みには、自然との共生が不可欠であることは当然ながら、どのようにバランスをとっていくのか、しっかりと知恵を出し、考えていかなければなりません。
 私は、現在、山口県議会で、農林水産委員会に所属しています。
 今月19日から開会予定の9月定例議会の農林水産委員会においても、現場で発生している鳥獣被害の実情や実効性のある被害防止策の確立、その支援のあり方などについて、議論を深めていきたいと思っています。

 自由民主党の総裁選挙が9月20日に決まりました。
 先月26日には、安倍晋三総理大臣が、鹿児島県垂水市で雄大な桜島を背にされて、「平成のその先の時代に向けて、新たな国づくりを進めていく」と述べられ、総裁選挙への正式な出馬表明をされました。
 また、これに先立ち、11日に、山口市内で開催された、自民党山口県連主催の「安倍晋三内閣総理大臣を囲む会」には、私も出席し、安倍総理の国づくりにかける強い思いを直接お聞きしました。
 立憲民主党などの野党や一部マスコミなどは批判のための批判を繰り返していますが、第二次安倍内閣の取り組みによって、混迷と低迷の中にあったわが国経済が復活への道程を強めていることは誰しも認めざるを得ない事実です。また、北朝鮮の核ミサイルの脅威や中国の尖閣諸島への不法侵入など、緊張した国際情勢の中で、今の日本の外交や防衛を任せられるのは、国際社会での実績と豊かな経験を持たれている安倍総理だけだと思います。まさに今、国政においても外交においても、今の日本と世界を力強く牽引できるリーダーは、安倍総理をおいて他におられません。
 安倍総理には、この度の自民党総裁選挙において、圧倒的な勝利で3選を果たしていただき、引き続き、我が国を更なる成長と安定に導いていただくことを切に願い、私も微力ながら、山口県議会議員として、安倍総理の3選をしっかりとお支えしていくことをお誓い申し上げます。

また、9月30日には、沖縄県知事選挙と宜野湾市長選挙が行われます。
 亡くなられた前沖縄県知事の翁長雄志氏には心からお悔やみを申し上げますが、沖縄の今日の混迷と混乱の源のひとつ、大きな原因は、かつての民主党政権にあると、私は思います。
 政治の責任の重さとともに、沖縄県が安定して県勢の発展に取り組まれるために、沖縄県知事選挙では宜野湾市長を務められた佐喜眞淳さんの勝利を、また、宜野湾市長選挙では同市の副市長を務められた松川正則さんの勝利を、心から願っています。

 9月14日開幕の「山口ゆめ花博」。開幕まであと2週間です。
 明治改元150年を記念して開催される「ゆめ花博」は、次の150年に向けて、山口県がどのように県づくり、人づくりを進めていくかを広く示していく機会になると考えています。
 明治維新を体感できるバーチャル・リアリティ館や、会場に咲き誇る1000万の花、森林のギャングと言われ、森林を荒らす竹を有効利用して作った日本一長い竹のコースターをはじめとして、たくさんの「日本一」「はじめて」に会える山口ゆめ花博に、一人でも多くの皆様に、ご来場いただきたいと思っています。
平成30年9月1日