令和4年(2022年)2月1日

 2月になり、花粉の飛散が気になる季節になりました。コロナ禍の中、花粉症の方にとっては一層ストレスの多い季節を迎えますので、今年の花粉飛散が少しでも少ないことを祈るばかりです。

 さて、これから県の令和4年度当初予算編成が佳境を迎える時期となります。自由民主党山口県連では、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた850件を超える様々な要望項目を57項目の超重点要望項目としてとりまとめ、1月11日、友田幹事長をはじめ4役が知事に要望活動を行いました。超重点要望項目の中には、産業界から不安や懸念の声がある「脱炭素がもたらす社会変革への対応」、感染症対策や高度専門医療の拠点としての役割を担う県立総合医療センターの早期建て替えをはじめとした「地域医療・保健の充実」、コロナ後の「観光産業の立て直しとV字回復」など、県が直面する課題を踏まえた要望事項が盛り込まれています。予算編成への着実な反映等を通じて県民・地域の切実な声に応えるため、引き続き、全力で取り組んでいきます。

 全国的にオミクロン株の感染が拡大しています。専門家は、「これまでのコロナとは異なる感染症と考えるべきであり、特徴を踏まえた効果的な対策をとるべき」と指摘しています。地域経済の疲弊が深刻さを増す中、これまでのような強い対策は過剰ではないか、どの対策にどのような効果があったか、といった視点から合理的な対策を慎重に選択していくことがこれまで以上に求められていると思います。今月末には2月議会も開催されますので、来年度当初予算案など重要な議案について、経済をしっかり回す視点からも十分な審議を重ねていきたいと考えています。



令和4年2月1日