令和4年(2022年)5月1日

 今日から5月です。
 山や森の緑がみずみずしく感じられる季節ですが、コロナウイルスの収束がまだ見通せない状況が続いています。
 一方で、経済を動かしていくことも大切ですから、飛び石連休となる今年のゴールデンウイークは、感染防止対策を徹底したうえで、県内や近隣地の観光地を巡りながら、それぞれの地域の食材を利用した美味しい食事を楽しんでいただきたいと思います。

 4月23日、自由民主党山口県連主催の地域支部長・幹事長会議に加え、「脱炭素社会における産業振興方策を考える議員連盟」設立総会が行われました。
 本県では、経済を支える基幹産業の多くが石炭火力発電をエネルギー源とした産業構造となっており、脱炭素化への対応に当たっては、企業への大きな影響等が懸念されます。そこで、山口県議会では、昨年7月に設置された「脱炭素社会における産業発展方策調査特別委員会」において調査研究を進め、今年3月、提言等を報告書として取りまとめました。私も委員の一人として委員会活動に取り組んだところです。
 しかしながら、提言事項等の実現には解決すべき多くの課題があり、ロシアのウクライナ侵略等を契機として、世界のエネルギー事情も不安定化しています。こうしたことから、引き続き、本県産業の円滑な脱炭素化への対応に資するため、自由民主党議員団において議員連盟が設立され、柳居議長が顧問を、友田幹事長が会長を務められることになりました。私も幹事として参画しています。
 産業振興と脱炭素化の両立は決して容易ではありませんが、本県の活力を維持していくためには、脱炭素化に対応していくとともに、さらなる発展の契機となるようにしていくことも必要であり、企業等としっかり連携しながら取り組んでいきたいと考えています。

 県議会議員2期目の任期も残り1年を切りました。
 皆様からいただいた思いや夢を実現できるよう、一層気を引き締めていく決意ですので、引き続きご支援、ご協力をお願い申し上げます。



令和4年5月1日