令和4年(2022年)7月1日

 今日から7月です
 今年は例年より遅い梅雨入りとなった上、6月28日には梅雨明けが発表されたため、梅雨の期間が17日間と過去最短となりました。5月、6月の降水量も平年を大きく下回っていますので、今年は用水の確保が心配されます。水は、産業の血液とも言われるように、瀬戸内にコンビナートを擁する本県にとっては、大変重要な資源でもあります。今年のように雨が少ない年には、一人一人が節水を心がけながら、水という資源を有効に利用していくことも求められています。
 また、今年は、節電への取り組みも必要です。中国地方では、首都圏と異なり、電力の需給状況は当面安定的とされていますが、国際的な燃料調達リスクの高まりや、コロナから経済回復が進む中での電力需要の増加なども想定される上に、今年の夏の暑さは平年より厳しいとの予報です。家庭で最も節電効果が大きいのがエアコン、次が照明とのことですが、熱中症対策のためにも、エアコンを適切に使用しながら、一人一人が節電を心がけ、この状況を乗り切っていく必要があります。
 皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 先月24日に、県議会6月定例会が終了しました。本定例会は、未来に向けた県づくりの指針となる新たな総合計画の骨子案や脱炭素社会の実現、新型コロナウイルス感染拡大防止対策、大きく傷んだ社会経済の再生に向けた取組だけでなく、原油価格・物価高騰対策のための補正予算などについて審議する重要な議会でした。本定例会で成立した補正予算は、総額83億5千万円で、その主な内容は、生活困窮者等への支援に加え、中小企業や交通事業者、農漁業者など、物価高騰等で厳しい経営状況にある事業者を支援するものとなっています。コロナの収束が見通せず、物価高騰もまだまだ続くことが想定されますが、県執行部に対し、このたび成立した各事業の早期実施等を求めながら、この危機を乗り越えていけるよう、私自身も引き続き緊張感をもって臨んでいきます。

 第26回参議院議員通常選挙が6月22日に公示されました。我が自由民主党は、選挙区で公認49人と推薦5人、比例代表で33人を擁立しています。また、自民党山口県連では、山口県選挙区自民党公認 江島潔先生と、比例代表公認で県連重点候補の阿達雅志先生の必勝を期して取組を進めています。岸田総裁は、公示日に、福島市内で第一声を上げられ、「新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵略、物価高騰といった世界規模の歴史を画するような課題を乗り越えるには、政治の安定が必要だ。未来を切り拓くのは、自民党と公明党、自公政権しかない。」と力強く支持を訴えられました。自由民主党は、このたびの参議院議員選挙を勝ち抜くことで政治の安定を確かなものとし、国内外の困難な課題に「決断と実行」で結果を出していく覚悟です。
 皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。



令和4年7月1日