令和4年(2022年)12月1日

 今日から12月です。今年の秋は、平年よりも温かく、好天が続いたこともあり、見事な紅葉を長く楽しむことができました。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色、こうした四季折々の美しい景色と、私たちが守り受け継いできた文化や伝統との組み合わせは、日本が世界に誇る観光資源です。未だ収束が見通せないコロナは第8波に入ったと言われていますが、日本の良さを改めて海外にも発信し、人の流れを地方にも取り戻していくため、ようやく軌道に乗ってきた社会経済活動の正常化をさらに進めていく必要があると考えています

 先月7日、防衛装備庁艦艇装備研究所と県産業技術センターとの間で、水中モビリティに関する研究協力協定の締結式が行われました。これにより、今後は、地元企業が、艦艇装備研究所が市内通津沖工業団地内に開設した国内最大規模の水中モビリティの試験評価施設を利用することが可能になります。私自身、先の9月県議会でも、本施設の早期活用に向けた県執行部の対応を強く求めてきましたので、この施設を最大限活用した本県の水中モビリティ関連産業の育成・集積に向け、その取り組みをしっかり応援していきたいと考えています。

 昨日、県議会11月定例会が開会しました。今定例会は、物価高騰への対策などを柱とする国の総合経済対策を受けた本県の対応を審議するとともに、来年度に向けて、県の新しい施策や組織の方向性を引き出すことにもなる大事な議会です。本会議、常任委員会において、しっかりと議論を深めていきたいと考えています。



令和4年12月1日