令和7年(2025年)1月8日

 初春のお慶びを申し上げますとともに、今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
 昨年は、元日の能登半島地震に始まり、8月の南海トラフ地震臨時情報、復興を目指す能登半島を再び襲った9月の大雨災害と、自然の猛威を思い知らされる一年となりました。想定を超える天災はいつどこで起きるかわかりません。県民の皆様の生命と財産を守るため、防災力の強化に向け、私も精いっぱい取り組んでまいります。
 また昨年は、自民党総裁選と衆院選が行われた節目の年となりました。我が党にとって厳しい結果となった衆院選については、その結果を謙虚に受け止め、責任政党として強い政策推進力を持ち続けていくため、まずは政治の信頼回復を図っていく必要があると考えています。その上で、何より重要なのは、一層厳しさを増す安全保障環境の中、力強い外交・防衛によって我が国の豊かで平和な社会を守り抜き、経済成長や国土強靱化などの政策を大きく前進させていくという、自民党でなければ果たし得ない役割に力を尽くしていくことです。とりわけ人口減少によって地域や経済の活力が低下する中、日本全体に活力を取り戻す取り組みは急務です。私も自民党の一員として、岩国・和木地域と山口県の活性化のため、県議会議員としての役割をしっかりと果たしてまいります。
 今年の干支「乙巳」には「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味があるそうです。高度経済成長の真っ只中にあった前回の乙巳の年から60年。私たちは、人口減少や少子化、地球温暖化など、当時とは全く異なる環境の中で多くの課題に直面しています。安定した政治を基盤に、これら課題の解決のために努力を重ね、岩国・和木地域と山口県の安心・安全と発展のために全力で頑張ってまいります。皆様の更なるご理解とご支援を心からお願い申し上げます。


令和7年1月8日