今日9月1日は「防災の日」です。災害と言えば、台風や豪雨、地震などを思い浮かべますが、最近は猛暑にも災害級という言葉が使われます。特に今年の夏は、日本はもちろん、ヨーロッパやアメリカでも40度を超える日が連発するなど、猛烈な暑さが北半球全体を覆っています。私の地元、岩国市錦町広瀬は県内でも特に暑い地域ですが、30年前の8月には1日もなかった気温35度以上の猛暑日が、今年の8月には10日もあるなど、わが国でも、猛暑日が増加傾向にあるようです。この暑さに、温暖化による地球全体の高温傾向が影響していることは間違いなく、地球温暖化対策は今や全球的な課題となっています。
こうした時代の要請を背景に、本県経済の屋台骨である瀬戸内海沿岸の企業群においても、カーボンニュートラルへの対応が急務の課題となっています。その克服は、企業だけでなく、県の命運をも左右する極めて困難な挑戦であり、県議会としては、こうした企業の取り組みを強力に応援していく必要があると考えています。
今後予定されている県の来年度当初予算編成に向け、自民党県連としても、これから来年度に向けた政策検討の時期を迎えますので、企業や団体等の皆様からご意見やご要望をしっかりと伺い、県や国と連携して取り組みを進めていきたいと考えています。
令和5年9月1日
今日から8月です
今年の梅雨は県内でも甚大な被害が発生し、今も各地にその影響が残っています。この度の豪雨災害によりお亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
梅雨は明けましたが、夏の酷暑、台風シーズンはこれからが本番です。熱中症に厳重に注意していただくとともに、引き続き、防災対策に万全を期していただきますようお願いします。
コロナの5類感染症への移行以来、人々の移動が活発化しています。特に夏休み期間の客足の回復ぶりは鮮明で、JRや航空各社はコロナ前の水準をほぼ回復したとされており、インバウンドについても、訪日外国人旅行者数や消費額がコロナ前の水準を取り戻してきています。
こうした中、岩国市において、市民団体「錦帯橋を世界文化遺産に推す会」の総会が6月末に3年ぶりに開催され、また、7月18日には、山口県や岩国市、関係団体等で構成する「錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会」が、平成28年の第1回会議以来7年ぶりに岩国市で開催されるなど、錦帯橋の世界文化遺産登録を目指す動きが活発になっています。観光需要の回復が勢いを増すという追い風の中、錦帯橋の世界文化遺産登録に向けた機運をさらに高め、岩国地域のみならず、山口県全域の観光振興につなげていくことができるよう、県議会・観光振興議連としてもしっかり取り込んでまいります。
令和5年8月1日
今日から7月です。
梅雨入りから1か月あまりが経ち、梅雨空と晴天を繰り返しながら蒸し暑さが増しています。特に今週の過ごしにくさと雨の降り方は、いよいよ梅雨本番を感じるものでした。待ち遠しい梅雨明けまで、例年どおりであればあと3週間ほどですが、大きな災害が発生しないよう、適度な降雨となることを祈りつつ、皆様には万一の備えもしていただくようお願いします。
6月21日に県議会6月定例会が開会し、今週は代表質問・一般質問が行われました。今議会では、主に「コロナ後」の視点から、人口減少・少子化の克服や地域経済の好循環などについて活発な議論が行われています。
来週からは常任委員会が開かれます。私も、文教警察委員として、建設的な議論となるよう委員会審議に臨んでいきたいと考えています。
県議会では、こうした定例会での活動とは別に、様々な政策の実現や課題の解決などを目的に議員連盟を結成し、活発な活動を行っています。
先般、こうした議員連盟の総会が開催され、令和元年に拝命した「岩国基地問題に関する議員連盟」の幹事長を、引き続き務めさせていただくこととなりました。岩国基地に関する諸問題の解決に向けては、誰よりも大きな責任を持って率先して取り組んでいかなければならない、との思いを新たに全力で取り組んでいきます。
また、このたび新たに、すべての県議が参加する山口県議会観光振興議員連盟の会長を拝命しました。ウィズコロナが本格化する中、国内・海外の旺盛な観光需要を本県に確実に取り込んでいくことで、地域経済の回復と更なる発展につなげていく必要があります。議連会長という立場から、地域や業界の皆様の声をしっかりとお聞きしながら、執行部と連携し、時に具体的な提案も行い、本県観光に新しい風を吹き込んでいく覚悟で取り組んでまいります。
令和5年7月1日
山口県では、先週、例年より6日早い梅雨入りが発表されました。
5月中旬には県内で今年初の真夏日を観測し、一方で、今週はこの時期としては異例の規模にまで発達した台風が日本各地に大きな影響を及ぼすなど、今年も梅雨入り前から異常気象が続いています。
県内各地で田植えが進んでいますが、今年も大きな災害が発生することなく、農作物が順調に生育し、豊かな実りの秋を迎えることができるよう祈っています。
出水期を前に、今一度、ご自宅周辺のハザードマップの確認や防災グッズの点検等をお願いします。
昨日、山口市で「第80回自由民主党山口県連定期大会」が開催されました。
この中で、令和4年度決算及び令和5年度予算案等とともに、党県連の役員改選案が審議され、私は、政務調査会長(政調会長)を拝命しました。
政調会長は、政策立案の責任者として、県議会に提出される条例案や予算案などの議案の審議や他会派との調整、各市町・友好団体・県連支部からの要望の集約と県執行部への要望などにおいて重要な役割を担っています。
コロナ禍は一段落しましたが、人口減少や少子・高齢化をはじめ、カーボンニュートラルやデジタル化への対応など、県政は多くの困難な課題に直面しています。
こうした困難を克服し、県民の皆様が、山口県の未来に希望を感じられるよう、地域の皆様の声やご意見をこれまで以上に伺い、県政に確実に反映させていくため、この重責を果たしていく覚悟です。
皆様のさらなるご支援をお願い申し上げます。
令和5年6月5日
今日から5月です。
柔らかい新緑と青く澄み渡った空に鯉のぼりが泳ぐ光景に、初夏の訪れが近いことを感じる季節となりました。
全国に緊急事態宣言が発出される中で迎えたゴールデンウィークから3年。
今年、コロナ禍で迎える4度目のゴールデンウィークが終わると、我が国のコロナ対策は大きな転機を迎えます。
4月27日、国が新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることを最終決定し、これから本格的なウィズコロナの段階へと入っていきます。
コロナが完全に無くなったわけではないため、今後も感染防止対策は必要ですが、これからは、コロナ前に戻すべきものは戻していく、コロナ禍で失ったものを取り戻していく、そして、コロナ禍を契機に手に入れた新しい生活や仕事のスタイルは、私たちの暮らしや経済を便利に、快適に、そして活力あるものとしていくために一層活用していく、そんなことが必要になってくると考えています。
こうした中、昨日4月30日、私にとっては3期目となる山口県議会議員の新しい任期がスタートしました。
5月10日からは県議会・5月臨時会が開催され、議長、副議長や常任委員会の選任など、今後の県議会の運営体制が決まります。
先般、「日本の将来推計人口」が公表され、人口減少・少子化という課題の深刻さを再認識したところですが、こうした本県が抱える課題の解決に向け、新たな体制となる県議会においても、我が自由民主党会派は引き続き、その役割と責任をしっかり果たしていかなければならず、私自身は、その一員としての自覚と3期目としての覚悟を胸に、引き続き全力を尽くしてまいります。
皆様方のさらなるご指導、ご支援をお願い申し上げます。
令和5年5月1日
昨日4月9日に行われた山口県議会議員選挙で、皆様のご支援とお力添えのおかげで、岩国市・和木町選挙区で3期目となる当選を、立派な成績で果たすことができました。心から感謝と御礼を申し上げます。
9日間の選挙戦を全力で戦い抜く中で、自分の思いを皆様にしっかりお伝えするとともに、皆様の声や思いを直接聞かせていただくことで、県議としてもっと仕事をさせていただきたいとの思いをさらに強くしました。
昨夜は、当選確実の報を受け、私を支えてくださる皆様への心からの感謝とともに、再選を果たすことができた喜びと安堵、そして、これまで以上に大きな責任を感じています。
皆様からいただいた多くの声や思いを県議としての活動の礎とし、「岩国・和木地域から山口県の新たな活力を生み出していく」という私の強い思いを、「実現力」によって形にしていかなければならならないと決意を新たにしています。
今後とも、岩国・和木地域のため、山口県のため、県議会議員としての役割を全力で果たしてまいりますので、皆様のご指導、ご鞭撻、さらなるご支援を、心よりお願い申し上げます。
令和5年4月10日
3月22日、岩国市民文化会館で「はたはら勇太総決起大会」を開催しました。
年度末のご多忙の中、本当に多くの皆様にご参加をいただき、たくさんの励ましのお言葉をいただきました。改めて感謝申し上げます。
総決起大会では、3期目を目指して山口県議会議員選挙に挑戦する私に、柳居俊学山口県議会議長をはじめ、公明党の先城憲尚山口県議会議員、岩国市の桑原敏幸議長、和木町の兼本信昌議長、自民党の有近眞知子山口県議会議員、衆議院山口県第2区補欠選挙の自民党公認候補である岸信千世氏、そして、ご来場の多くの皆様から激励をいただきました。
その温かく心強いお言葉に心から感謝するとともに、私自身がさらに頑張っていかなければならないと身の引き締まる思いでした。
私は、県議としての2期5年を全力で走ってきました。
その中で、父が実現したこと、実現したかったこと、そして、私自身がこれから実現していきたいことが、より明確になってきたと感じています。
岩国・和木地域、そして山口県には、まだまだ多くの課題があります。
それを乗り越え、岩国・和木地域、そして山口県の未来を創っていくためには、地域の思いを国や県につなぎ、目に見える形で実現していく力が必要であり、この「実現力」こそ、県議会議員が果たすべき役割だと考えます。
私の3期目は、こうした県議としての「力」、畑原勇太の「実現力」の真価が問われる重要な4年間になると考えています。
皆様の激励をいただきながら、私の政治の原点である父を越える意気込みで、「畑原を県議にしてよかった」、「畑原だから実現してくれた」と言っていただけるよう、全力で頑張っていかなければならないと決意を新たにしました。
山口県議会議員選挙は、3月31日に告示され、4月9日の投開票日まで、厳しく熱い戦いが続きます。
この選挙戦、最後の最後まで全身全霊で戦い抜いてまいります。
皆様のご理解とご声援を心からお願い申し上げます。
令和5年3月27日
今日から3月です。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、ウィズコロナが広がり様々な行事やイベントがコロナ前のように行われるようになってきたこともあり、あっという間に毎日が過ぎていきます。
そして、今日3月1日、県内の多くの高校で卒業式が挙行されます。私もこれから、岩国高校、同坂上分校、同広瀬分校の卒業式に臨席し、県議会を代表して祝辞を述べさせていただきます。
このたび高校を卒業される皆さんにとって、コロナ禍の始まり同時に入学を迎え、学校行事や部活動が制約を受ける中で過ごした高校生活は、大きな困難を伴うものだったと思います。これまで当たり前にできていたことができず悔しい思いをし、描いていたような高校生活ではなかったかもしれませんが、友だちと何度も苦難を乗り越え、刻々と変わる環境に柔軟に対応しながら、勉学や部活動に励み、高校卒業という大きな節目を迎えられたことは、本当に立派なことだと思います。今後は、この経験と若いエネルギーを、ご自身の夢の実現のために活かされ、山口県の未来のために活躍されることを心より願っています。
改めて、高校を卒業される皆様、ご家族の皆様に心からお祝いを申し上げます。
2月6日に発生したトルコ・シリア地震では、これまでに5万人超の犠牲者が確認され、被害はさらに拡大すると報道されています。地震による災害のリスクを抱える我が国にとって、今回のような地震による甚大な被害は決して他人ごとではありません。
被害に遭われた方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、今回の地震を、災害への備えについて改めて考えるきっかけにしていただきたいと思います。
4月9日、私にとって3度目となる山口県議会議員選挙が行われます。
皆様の御支援により、これまで2期5年間、県議として様々な経験を積ませていただき、地域の声を県政に届け、課題の解決や施策の実現に全力で取り組んできました。
来る選挙では、こうした活動や実績を皆様にお伝えし、さらに皆様のご意見をしっかりと伺いながら、岩国・和木地域と山口県の未来に向けた私の思いをお伝えしたいと思っています。
皆様のなお一層のご指導とご声援を心からお願い申し上げます。
令和5年3月1日
今日から2月です
3年ぶりに行動制限のない年末年始に、ご家族やご友人と久しぶりの時間を過ごされた方も多かったことと思います。人の移動の活発化に伴い、本県では年明けに過去最多となる5千人超の新規感染者数を記録しましたが、その後の感染状況は徐々に落ち着いてきています。こうした中、政府では、日常を取り戻すことができるよう、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる方針が決定されました。コロナへの対応が大きく転換することになりますが、感染対策が緩和されることへの不安や、すでに習慣化してきたマスクを外すことへの戸惑いなどもあると思いますので、今後、国民の理解を得ながらWithコロナの取り組みを進めていく必要があると考えています。
県では、現在、来年度当初予算の編成作業が佳境を迎えています。
自由民主党山口県連では、昨年末までに、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた約800件の要望を「超重点要望」として59項目に集約し、1月12日、友田有幹事長をはじめ4役が知事に要望を行いました。この中には、物価高から県民生活や事業活動を守り抜くための対策や、デジタル改革を社会実装段階へと進めていく取組、本県産業の脱炭素化への対応と国際競争力の維持・強化に向けた実効性のある施策、コロナ後を見据えた戦略的な海外展開の再起動、さらには、子どもたちが安心して学びを継続できる県立高校将来構想に基づく高校教育の質の確保など、いずれも本県が直面する課題を踏まえた要望事項が盛り込まれています。そして、今月の下旬には、当初予算等の議案を審議する2月議会も始まる予定です。県民・地域の皆様の声を県の予算編成に着実に反映するため、引き続き、全力で取り組んでいきます。
令和5年2月1日
初春を迎え、皆様にお慶びを申し上げますとともに、今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
新型コロナウイルスが再び感染拡大傾向となっています。昨年も年明けから岩国市と和木町にまん延防止等重点措置が適用され、その後も感染拡大を繰り返しました。しかしながら、そのような状況の中でも、強い行動制限等を受けることなく、感染防止対策を行いながら日常生活を送るスタイルが浸透してきました。今後も、社会経済活動の正常化がさらに進むよう、引き続きしっかり取り組んでいきたいと考えています。
昨年は、安倍元総理の御逝去という、大変つらい出来事がありました。我が国は大きな存在を失いましたが、安全保障戦略の新しい方向性を速やかに実行に移していきたいとの安倍元総理の思いは、昨年12月、安保3文書という形で大きく前進しました。国と国の対立が突如として武力衝突にまで発展することを目の当たりにした今、我が国を守る抑止力・防衛力を抜本的に向上させる歴史的な大転換は、当然の判断だと考えます。改めて、安倍元総理のご功績とご貢献に思いをいたし、追悼の意を表します。
今年、私は、県議会議員になって5回目の新年を迎えました。この間、岩国市・和木町の皆様はもとより、県議会の柳居議長や先輩・同僚議員、私を応援してくださる多くの皆様の御指導と御支援により、様々な経験を積み、実績を挙げることができたと考えています。とりわけ、岩国基地に係る諸課題については、父の実績や思いを受け継ぎ、何よりも地域のためにという姿勢で真摯に取り組んできました。その中でも、県交付金に関しては、機会あるごとに、地域住民など地元のニーズを踏まえた施策や事業への有効活用を執行部に求めてきており、その結果、産業や生活の基盤となる道路や港湾、県東部地域の拠点となる県立武道館や産業振興センターの整備に向けた道筋が確かになるなど、県交付金が基地周辺地域の発展につながることを目に見える形でお示しできていると考えています。私は、引き続き、岩国基地に係る諸課題について、誰よりも大きな責任を負っているとの自覚をもって解決に全力を尽くしていきます。
今年の干支は、「癸卯」です。「厳しい冬が去り、春の兆しが訪れる」という意味があるとされ、コロナ禍や物価高騰などが続く中での努力や辛抱が実り、勢いよく飛躍する年になることを予感させてくれます。今年4月には山口県議会議員選挙が予定されており、私は、自由民主党の公認をいただき、3期目の選挙に挑みます。厳しく困難な課題が山積する中で、それらを乗り越え、岩国・和木地域、そして山口県が、力強く飛躍する1年となるよう頑張る覚悟です。皆様のさらなるご理解とご支援を心からお願い申し上げます。
令和5年1月1日