令和元年(2019年)6月1日

 今日から6月。私の住む岩国市錦町では、5月の初旬で田植えを終え、苗も30センチくらいの長さまで成長しています。錦町など、県内の中山間地域の多くで、ほとんどの田んぼで田植えが終わり、今は苗の成長期です。

涼風や青田のうへの雲の影  森川許六

青田と呼ばれる、緑の絨毯のような鮮やかな景色の拡がりは、生産者の方による田おこしや代かき、苗づくりといった数多くの準備と作業によって成り立っています。
 そのことに感謝しながら、秋の実りに向けて稲の生育を見つめていきたいと思っています。

 4月7日の県議選から1月が過ぎ、5月9日から14日まで、県議会の5月臨時会が開催されました。山口県議会では、県議選を終えた後、正副議長をはじめとする議会の人事が決まります。
 今臨時議会で、第64代議長として柳居俊学議長が就任されました。また、副議長には藤生通陽議員が、議会運営委員長には島田教明議員が選出され、議会三役が決まりました。
 柳居議長ご自身にとって4度目の議長への就任ですが、各会派から幅広い支持を集め、前回の議長選を上回る47票中42票を獲得されての再選でした。これもこれまでの類まれなる実績と人望によるものであり、心からお祝いを申し上げますとともに、引き続き、柳居議長を中心として議会運営がされることに大変心強い思いをしています。
 そして、13日には常任委員会の構成が決まり、私は総務企画委員会への所属となり、副委員長を拝命しました。
 総務企画委員会は、総務部、総合企画部及び産業戦略部並びに会計管理者に属する事項の他、どの常任委員会にも属しない事項など、常任委員会の中で最も広い分野を所管しています。
 特に、岩国基地を巡る諸課題の克服や基地交付金交付金を活用したまちづくり、さらには岩国大竹コンビナートなどの瀬戸内産業の再生強化、中山間地域振興対策など岩国・和木地域の皆さんに直結した事項についても議論を深めていく委員会でもあります。
 臨時議会においても早速、総務企画委員会が開催され、私からはふるさと納税に関する質問を行ったところです。
 これから副委員長として、篠﨑圭二委員長のご指導をいただきながら、しっかりと委員長を補佐して、その役割を果たし、同時に、執行部の提出した議案の審査とともに、県政の重要課題などについて議論を交わし、執行部に意見を伝えていきたいと思います。
 そして、今議会では、岩国基地問題に関する議員連盟の幹事長に指名されました。この議連は、岩国市、和木町、周防大島町、広島県大竹市の関係する議員連盟と連携して、岩国基地に関する様々な課題に対応してきた大変重要な議連です。幹事長としての責任の重さを改めて感じていますが、会長を務められる柳居議長をはじめとした諸先輩議員のご指導をしっかりといただきながら、その職責を果たしていく覚悟です。
 また今月は、令和を迎えて初めてとなる定例会が、12日から28日まで17日間の日程で開催される予定です。
 これまで皆様からいただいた多くのご意見やご提案などを形にできるよう、しっかりと整理し、臨みたいと思っています。
 これからもご指導、ご支援を賜りますようお願いいたします。


令和元年6月1日



令和元年(2019年)5月1日

 新緑が鮮やかさを増してきました。爽やかな皐月の空に、鯉幟が舞い、山々に新たな命の芽吹きを感じる5月を迎えています。今年の5月は、日本にとって特別な月です。
 本日、5月1日、新天皇が即位され、平成の次の新しい時代となる「令和」がスタートしました。
 30年前、昭和から平成に時代が変わったとき、私はまだ4歳でしたので、今回が初めて実感する改元となりますが、今回の改元は生前退位という形で行われたため、プラチナウィークとも呼ばれる10連休の雰囲気とも相まって、日本全体が祝賀ムードに包まれているように思います。
 この日を迎え、今さらながら、日本人の心に「平成」という時代が深く刻まれていることを再認識するとともに、「令和」という新しい時代を迎え、安倍総理が会見で述べられた「文化を育み、自然の美しさをめでることができる平和な日々に心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ちあふれた新しい時代を国民の皆様と共に切り開いていく」との思いに強く共感しています。
 いつも国民に寄り添い、国民と苦楽を共にし、国民の幸せを願ってくださった上皇上皇后両陛下には、心からの感謝の念を抱かずにはいられません。
 そして、令和、新しい時代が、岩国・和木地域にとって、山口県にとって、豊かで平和で、誰もが未来に希望を持てる時代となるよう、私も山口県議会議員として、その職責をしっかりと果たしていく覚悟です。

 こうした中、私は、山口県議会議員として2期目の任期をスタートしました。
 4月7日に行われた山口県議会議員選挙で当選した議員は、これから4年間、新しい任期となります。また、任期のはじめに当たり、5月9日から14日までの6日間、県議会の5月臨時会が開催され、議長、副議長、議会運営委員長の選任や、常任委員の選任等が行われ、今後の議会運営の体制が決まります。
 人口減少や活力の創出など、本県が抱える多くの課題と困難を乗り越え、地域の未来を創っていくため、新たな体制となる県議会において、私の所属する自由民主党会派は、県政与党として大きな役割と責任があります。
 私も、その一員として、全力を尽くす覚悟です。引き続き努力と研鑽を重ねてまいりますので、さらなるご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。


令和元年5月1日



平成31年(2019年)4月8日

 昨日、4月7日、山口県議会議員選挙の投開票が行われました。

 私、畑原勇太は、皆様のお力添えで、岩国市・和木町選挙区で当選を果たすことができました。二期目となる県議会議員選挙は大変厳しい選挙となりましたが、皆様のお力でトップ当選をさせていただくことができました。本当に感謝感激です。心から御礼を申し上げます。

 桜の花が咲き始めた3月29日にはじまった選挙戦は、錦帯橋の桜も満開を迎える4月6日に9日間の選挙戦を終えました。昨日、7日は選挙戦を全身全霊で戦い抜いた達成感と、自分の思いを十分に伝えることができたかと感じる気持ち、皆様の思いに応えたいという思い、選挙結果への期待と不安など、様々な思いが入り交じる中で、私を支えてくださる皆様とともに、テレビの開票速報を見ながら、結果を待ちました。当選確実の報を受けて感じた大きな喜びと感激は、一夜明け、今朝の新聞に私の当選の記事を見つけ、また、多くの方から祝福のお言葉をいただく中で、ようやく、実感へと変わってきました。

 昨年の補欠選挙は無投票で、今回の選挙が私にとって実質的な意味での初陣となりましたので、今は、この一年の議員としての活動に一定の評価をいただいたことへの安堵と昨年の初当選とはまた違う感激、そして、これまで以上に大きな責任を感じています。

 この選挙を支えていただいた多くの皆様、スタッフの皆様に改めて感謝を申し上げます。

 そして今、私は、今回の選挙戦を通じて、地域の思いに応えなければならないという思いをさらに強くしています。皆様からいただいた様々な声や思いを、私の今後の県議会議員としての活動の礎とし、私を支えてくださる皆様のご恩に報いるため、父・基成がお世話になった皆様に恩返しさせていただくため、父の思いを私がしっかりと引き継ぎ、「岩国・和木地域から山口県の新たな活力を生み出していく」という私自身の強い思いを実現していきたい、実現していかなければならならないとの決意です。

 そのための取り組みとしてお示しした皆様とのお約束、「活力創出ビジョン8」を、皆様からより一層のご指導、ご鞭撻をいただきながら、国、県、市町の連携の絆をさらに強くすることで、着実に実現していく覚悟です。

 皆様のさらなるご支援を心からお願い申し上げます。

平成31年4月8日



平成31年(2019年)3月28日

 3月25日、岩国市民文化会館で「はたはら勇太総決起大会」を開催させていただきました。

 週明け、年度末のご多忙の中にも関わらず、本当に多くの皆様にご参加をいただき、たくさんの励ましのお言葉をいただきました。感謝感激です。改めて皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

総決起大会では、安倍晋三総理からの激励メッセージ、菅義偉官房長官からのビデオメッセージをいただき、また、柳居俊学山口県議会議長、山口泰明自由民主党組織運動本部長、北村経夫参議院議員、公明党の先城憲尚山口県議会議員、福田良彦岩国市長、米本正明和木町長、大西倉雄長門市長からの心温まる、そして、頑張る気持ちを新たにさせていただく激励をいただきました。

 昨年1月の補欠選挙で初当選をさせていただき、これから2期目の選挙に向かう若輩の私にとって、国政、県政、市政、町政で活躍されている皆様から恐れ多いほどのお言葉をいただき、感謝の気持ちとともに、皆様のお気持ちに応えられるようにさらなる精進、努力を重ねなければならないと身の引き締まる思いをさらにさらに強くしました。

 激励の言葉を胸にしながら、私自身、ご参加いただいた皆様に「父・基成が実現したこと、実現したかったことをしっかりと引継ぎ、岩国・和木地域と山口県に求められる夢を描き、実現させ、ここ岩国・和木地域から山口県の新たな活力を生み出していく」という自らの決意を訴えさせていただきました。緊張で声が震えたのではないかと思いますが、懸命に訴えました。

 そして、通常であれば、「ガンバロー!」で締めくくられることが多い決起大会ですが、今回は、藤本泰也岩国市議会議長からの力強い「勝つぞ!」「勝つぞ!」「勝つぞ!」という「勝つぞ!」コールで締めていただき、会場の雰囲気、参加者の皆様の気持ちをひとつにしていただきました。

 会場出口で、たくさんの力強く熱い握手をさせていただきながら、皆様の思いをしっかりと受け止め、この熱い思いを県政に届けていかなければならないとの思いをさらに強くしました。

 山口県議会議員選挙・岩国市和木町選挙区は明日、3月29日が告示、4月7日の投開票日まで、厳しく、熱い戦いとなります。

 私自身、前回の選挙では無投票での当選でしたから、予定されている7名の候補者で5つの議席を争うこととなる今回の選挙が、私にとっての実質的な意味での初陣にあたるものだと思っています。

 多くの皆様の思いを実現すべく、必ず県議会の場に再び出させていただけるよう、また、4月7日には私を支えていただている皆様と、そして、亡き父・基成によい報告ができるよう、私、はたはら勇太は、この選挙戦、最後の最後まで全身全霊で戦い抜く覚悟です。

 皆様のご理解とご声援を心からお願い申し上げます。

平成31年3月28日



力強い「勝つぞ!」コールで締めくくりました。

会場を埋め尽くす支援者の方々を前に私の決意を訴えさせていただきました。

平成31年(2019年)3月1日

 今日から3月。テレビのニュースで、満開の河津桜を見ました。
 ソメイヨシノの県内の開花予想は3月22日との報道もありました。全国的にも有名な錦帯橋の桜が楽しみな季節がやってきます。
そして、今日、3月1日は県内の多くの高校で卒業式が行われます。
 私も、これから高森高校と岩国高校広瀬分校の卒業式に県議会を代表して臨席し、柳居県議会議長の祝辞を代読します。
 19年前、私も東京での大学生活に希望と不安でいっぱいだったことを思い出しながら、皆様の新たな門出をお祝いしてきたいと思います。
 改めて、高校をご卒業される皆様とご家族の皆様に心からお祝いを申し上げます。皆さん、おめでとうございます。皆様の未来に幸多からんことを心よりお祈り申し上げます。皆様には、次のステージで幅広い経験と研鑽を積み、それぞれの夢を実現していただくとともに、岩国・和木地域、そして、山口県の未来を創る力として活躍していただくことを強く願っています。

 2月24日、天皇皇后両陛下御臨席のもと、政府主催の天皇陛下御在位三十年記念式典が挙行されました。
 この式典で、天皇陛下が国民への感謝のお気持ちを述べられましたが、御在位30年、常に国民に寄り添ってこられた天皇皇后両陛下の御健康と皇室の御繁栄を心よりお祈り申し上げます。
 そして、この式典で、安倍総理が、「平成」の時代には、阪神大震災や東日本大震災、また、記憶に新しいところでは昨年の7月豪雨など、大きな自然災害がたびたび起こり、そのたびに、天皇皇后両陛下は被災地を訪問され、多くの国民に明日への勇気と希望を与えていただいたことに触れられました。
 日本という国は、その地理的な特性からも、自然災害は避けることができないかもしれませんが、その被害を最小限に食い止めるために、減災・防災の取組をさらに進めていかなければならないとの思いを新たにしています。

 また、同日には、沖縄県で、米軍普天間飛行場の辺野古移設を問う県民投票が実施されました。投票率は52.48%。投票の結果は辺野古移設に「賛成」が19.1%、「反対」が72.2%。辺野古移設阻止をめざす人々は勝利ムードの演出に力を入れました。
 今回の結果について、安倍総理は「世界で最も危険と言われる普天間基地が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければならない」として、政府は、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしておられます。
 一方で、「辺野古移設反対」を主張する人々は、普天間基地の危険除去や固定化に対する代替案を示していません。
 この状況を見て、どちらが責任ある行動をしていると言えるでしょうか。
 かつて、岩国市でも、艦載機の移転を巡って、当時の井原市長が住民投票を行いました。そのときの混乱を克服にして、地域の一体感を取り戻しただけに、当時のことを改めて申しませんが、岩国市や和木町、そして周防大島町では、国の外交・防衛政策を尊重し、これに協力する立場から、沖縄の基地負担軽減のため、空中給油機や空母艦載機の移駐を容認しました。現実を踏まえた責任ある対応だと私は思います。
 同じく基地を抱える地域を代表する県議会議員として、責任ある対応を、これからも考え、行動したいと思っています。

 3月29日は山口県議会議員選挙の告示日です。
 投開票日は4月7日。私にとって2度目の県議選となります。
 2月19日には、岩国市役所で、岩国市和木町選挙区の立候補予定者説明会が行われました。私の陣営も含め7陣営が出席しました。
 厳しい選挙戦になることを覚悟していますが、政治家として責任ある行動を果たすためにも、全力で頑張りたいと思っています。
 昨年の県議会議員選挙から1年、県議会議員としてのこれまでの活動を皆様にお伝えし、皆様のご意見をしっかりとお聞きして、岩国・和木地域、そして山口県の活力創出に向けた私の強い思いをお伝えしたいと思っています。
 皆様のさらなるご理解とご声援を心からお願い申し上げます。

平成31年3月1日



平成31年(2019年)2月1日

 2月を表す「如月」は、この季節は寒さで着物を更に重ねて着ることから「衣更着」という言葉が語源になっているそうです。暦の上ではまもなく「立春」ですが、「衣更着」の本番はこれからです。インフルエンザも流行していますので、皆様もご自愛ください。

今月19日から、2月定例県議会がはじまる予定です。
 毎年、2月県議会で新年度に向けた県の予算や組織などが審議される議会です。昨年の補選で当選し、私がはじめて臨んだ議会が、この2月県議会でしたが、あれから、もう1年が過ぎます。私自身、月日の経つ早さを感じています。

 さて、自民党県連では、毎年、新年度予算の編成に当たり、県に要望書の提出を行います。
 今年も、県連の友田有幹事長、島田教明政調会長の指揮の下で、県内の各市町や友好団体、県連支部からいただいた約850件の要望を、山口県の来年度予算の編成に向けた54項目の「超重点要望事項」としてとりまとめ、1月10日、村岡知事に要望書として提出しました。
 県の来年度当初予算編成が佳境を迎えた1月28日、知事や副知事、予算を編成を担当される総務部長など執行部の関係職員の方が同席されて、自民党政調全体会議が開催されました。
 これらの超重点要望事項が、県の来年度当初予算編成にどのように反映されているかという状況の説明を受けるとともに、最終的な予算の取りまとめに向けて、自民党県連として改めて要望を行いました。
 当初予算の内容に関わることなので、その具体的な内容については、まだお示しすることはできませんが、昨年は、まだ、県議会議員に当選したばかりだった私も、今年は、自由民主党所属の山口県議会議員として、要望の段階から関わり、政調全体会議に出席して、県内の各界各層、各地域からいただいた要望を県政に届け、それを予算として形にしていく責任政党・自民党の役割の重要さと県議会議員としての責任の重さを改めて学ぶ機会となりました。
 そして、来る2月県議会においても、来年度の予算や組織などについて、しっかりと議論をしていきたいと思っています。

平成31年2月1日



平成31年(2019年)1月1日

 初春を迎え、皆様にお慶びを申し上げます。今年一年、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

 私も、皆様のお力で山口県議会に送り出していただき、1年が過ぎようとしています。昨年6月の県議会において、私は、はじめての一般質問を行いました。私の質問に対して、県の基地交付金を活用して岩国市に県立武道館の整備を行うことや日米両国の国際交流事業を実施すること、また、岩国南バイパスなどの岩国・和木地域の道路網の整備など、県の明確な方針が示されましたが、県の方向性や政策はこのようにして決められるのだということを私自身が実感した質問となりました。

 県議会議長を務めた父・基成を間近に見ていましたので、県政や県議会を身近に感じていたつもりでしたが、いざ議会での活動をはじめてみると、産業、福祉・医療、教育、道路などの社会インフラの整備、防災・減災対策など、県政は本当に幅広く、私たちのくらしの多くが県政と深く関わっていることを改めて感じるとともに、県政の決定に主体的に関わることの責任の重さに身の引き締まる思いです。

 平成から次の元号に変わる大きな節目となる今年は、G20大阪サミットやラグビーワールドカップ日本大会が、そして、来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、日本が世界から注目を浴び、さらに大きく飛躍するチャンスを迎えます。このチャンスを生かしていかなければなりません。

 また、今年4月7日には山口県議会議員選挙が予定されています。私は、自由民主党の公認をいただき、2期目の選挙に挑みます。

 人口減少や急速に進む少子高齢化など深刻な課題に直面する中で、新たなチャンスを生かし、岩国・和木地域から、山口県の新たな活力を生み出していくために、平成のその先の時代に向けて力強く国創りを進められる安倍晋三総理の下で、国と県と岩国・和木地域がしっかりと連携して課題を克服していくことができるよう、私も全力を尽くす覚悟です。

 発展途上の私ですが、さらなる努力と精進を重ね、必ずや皆様のお役に立ちたいと願っています。皆様の一層のご指導とご支援をいただきますよう、心からお願い申し上げます。

平成31年 元旦



平成30年(2018年)12月1日

 今日から師走。北の国では雪の便りも聞かれる季節となりました。朝晩の冷え込みも厳しくなり、私の地元・錦町広瀬でも、先週は冬日を観測しました。

 外国籍船舶の衝突により大変な状態にあった周防大島町では、本格的な冬と最盛期を迎えるミカンの出荷を前に、復旧工事も進み、11月27日からは大島大橋の交通規制がほぼ全面的に緩和され、明日、断水状態にあった水道も漸次復旧し、12月2日には島内全域で復旧する予定と聞き、安堵しています。関係者の皆様のご尽力に感謝を申し上げますとともに、先月28日からはじまった県議会、11月定例会に上程された復興支援パッケージ関連の予算を迅速に成立させて、周防大島町の観光や経済の復興に向けた支援をする必要があります。私もそのために頑張ります。

11月定例会は、私にとって4回目の議会となりますが、今議会では、12月10日に始まる農林水産委員会で「豊かな森林づくり」について質問する予定です。
 山口県では、荒廃森林の再生を目指して、全国に先駆けて、「森林づくり県民税」を導入しました。県民の皆様に、一人年間5百円のご負担をいただき、荒廃した人工林や繁茂している竹林の整備を行っています。この制度の導入らは、父の基成が一生懸命に取り組みましたから、私にとっても特別な思いがあります。

 その一方で、国が「森林環境税」という名目で、新たな税制度を導入し、来年4月から「新たな森林管理システム」を導入することとしています。山口県の森林づくり県民税と似ている部分もあれば、異なる部分もあるだけに、県と市の役割など、整理すべき課題も多く、現場で森林を守っておられる方々が混乱することのないようにしなければならないと思います。両制度をよく整理して、私たちのくらしに大きな役割を果たしている森林の再生や、中山間地域の重要な産業である林業の活性化につながるように、県の考え方をよく確認したいと思います。

平成30年12月1日



平成30年(2018年)11月1日

今日から11月。今年も残すところ2カ月となりました。朝夕、寒さすら感じる頃で、山々の紅葉も鮮やかさを増してきました。晩秋、実りの秋を実感するこの頃ですが、信じられないような事故が発生しました。

10月22日、周防大島町と本州を結ぶ大島大橋に外国船籍の船舶が衝突し、橋が損傷されるという事故が発生しました。この船のマストまでの高さが40メートルで、海面からの高さ30メートルの大島大橋の橋桁に衝突すれば、とんでもない被害が生じるのは明白です。これは事故ではなく、人災としか言えません。

連日報道されているとおり、車・人・モノの移動が制限され、周防大島町の全域で今も断水状態が続くなど、町民の皆様の生活は大変厳しい状況にあります。県は直ちに対策会議を設置して、橋の応急復旧やフェリーの臨時便などの交通路の確保などに取り組んでいますが、周防大島町の皆様が一刻も早く通常の生活を取り戻されるよう、私も微力ながら努めていきたいと思っています。

また、この度の事故を目の当たりにして、県議会議員として、私が学ばなければならないと思ったのは、地元・周防大島町選出の柳居俊学議長です。柳居議長は、事故当初から率先して国や県との様々な調整をされ、自ら国の関係省庁や県選出の国会議員のところに出向かれて、協力要請されるなど、精力的な活動を進められています。こうした危機的な状況において、県議会議員という立場にある者が、解決のために率先して動き、具体的な結果を出していく責任、役割を強く感じ、私もそう動けるように精進を重ねたいと思っています。

さて、9月14日に開幕した「山口ゆめ花博」は、11月4日で52日間の会期を終えます。広島県や福岡県など近県だけでなく、首都圏や関西圏などからも来場があり、また、台湾やシンガポール、韓国など近隣諸国からのお客様も迎えて、連日大変なにぎわいです。10月26日には目標来場者数50万人を大きく上回る100万人を達成しました。開幕時には、ヒマワリの花が多かった会場も、今はコスモスの花が瀬戸内の秋の風に揺らぎ、季節の変化に合わせて花の植え替えをされる会場は、大変な好評ですし、日本一高いブランコや竹のコースターなどは、整理券を取るために、朝6時から入場ゲートに列ばれている人もいるとのことです。10月29日から会期末の11月4日までは、連日、夕刻に500発の打ち上げ花火も上げられます。ライトアップされた花々の美しさとともに、夜も楽しい花博とこれも好評のようです。
県内外、国外でもPRをしてきた山口県議会議員の一人としてこの大成功を大変うれしく思っています。今日を含めて残り4日の会期です。まだ花博をご覧になっていない方は、是非とも会場に足をお運びください。また、既に行かれた方も、もう一度、如何でしょうか。

平成30年11月1日



平成30年(2018年)10月1日

今日から10月です。今年も残り3箇月となりました。
来春は統一地方選挙の年で、山口県議会議員選挙も行われます。
県議選に向けて、今日、自由民主党の公認をいただきました。
残り半年となるこの任期、岩国・和木地域と山口県の発展のために全力を尽くして頑張る思いを新たにしています。そして、来春の県議会議員選挙に向けてさらなる精進と努力を重ねる覚悟です。
皆様のご支援とご指導を心からお願い申し上げます。

7月の豪雨災害で、一部で運休していた鉄道も、9月22日までに県内の全線が運転を再開し、私の地元・錦町と岩国市街を結ぶ国道187号も、ようやく通行止めが解除されました。改めて被災された皆様に御見舞を申し上げますとともに、豪雨被害の大きかった県東部地域の災害復旧に、引き続き、しっかりと取り組んでいきます。

さて、9月20日に投開票された自由民主党総裁選挙において、安倍晋三総裁が見事3選を果たされました。今回の総裁選では、私も、安倍総理のお膝元の県議会議員として、県内のみならず、九州各地などをまわり、安倍総理への支援のお願いしました。それだけに、安倍総理の3選は大きな喜びです。わが国を取り巻く情勢は大変困難なものがありますが、安倍総理が掲げられた「平成のその次の時代に向けて」、わが国の国づくりにしっかりと取り組んでいただくことを願っていますし、私も山口県議会議員として、安倍総理の国づくりをお支えしたいと思っています。

また、総裁選に先立つ9月14日、「山口ゆめ花博」が開幕しました。会期は11月4日までの52日間ですが、開幕15日目となる28日には、早くも目標入場者数の50万人の過半となる25万人を達成し、連日、大変なにぎわいです。私も、花博会場に行きましたが、美しい県産の美しい花だけでなく、日本一高いブランコや竹のコースターは大変な人気で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。10月3日には、秋篠宮同妃両殿下がご臨席される「全国都市緑化祭」が、7日には「明治150年記念式典」と航空自衛隊のブルーインパルスの演技などがあります。来県される秋篠宮同妃両殿下は、岩国錦帯橋空港を利用され、錦帯橋などを視察される予定となっています。岩国・和木地域の皆様とともに、当日の好天を祈りつつ、ご来訪を心待ちにしています。

総裁選、山口ゆめ花博の開幕など、慌ただしい9月でしたが、9月19日から10月12日までの会期で、9月定例県議会がはじまりました。今議会の本会議では私の登壇はありませんでしたが、10月9日から行われる農林水産委員会や、次の議会で本会議に登壇する予定ですので、地域の声や自分の思いを県政に伝えたいと、準備を進めていきます。

平成30年10月1日



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